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ヴィエラ新監督が「決断の8割を変えた」…バロテッリ、残留を振り返る

2018.08.24

バロテッリがニース残留を振り返った [写真]=Agence Nice Presse/Icon Sport via Getty Images

 今シーズンもニースでプレーすることが決まったイタリア代表FWマリオ・バロテッリが、残留を決めた一因にパトリック・ヴィエラ新監督の存在を挙げた。イギリスメディア『スカイスポーツ』が24日に同選手のコメントを伝えている。

 バロテッリを巡っては、シーズン開幕前のトレーニングを欠席するなど、今夏の移籍が濃厚と見られていた。しかしながら、21日にニースが同選手の残留を正式発表。移籍の可能性はなくなっていた。

 バロテッリによれば、5クラブからオファーが届いていたという。そのうちの1つにマルセイユが含まれており、移籍を望んでいたようだが、同選手曰くヴィエラ監督が「俺の決断の80パーセントを変えた」。同監督とは2010年1月からおよそ1年半マンチェスター・Cでチームメイトだったこともあり、その影響は大きかったようだ。ただ、最終的には自らの意思で残留を決めたとしている。

「これは俺が選んだことだ。誰も俺に『こうしろ』とは言っていないからね。俺は自分の感じたように、自分の望んだように動く。キャリアの中で最終的な決断はいつも自分で下してきた。俺にアドバイスをくれる人間はいるかもしれないが、最後に決めるのはいつも俺自身だ」

 5月には、約4年ぶりとなるイタリア代表復帰を果たした。ユーロ2020出場を視界に捉えていることもあり、バロテッリは中国クラブからのオファーを断ったことも明かしている。

「中国から莫大な金額のオファーが届いたよ。でも、(移籍のタイミングは)今じゃない。俺はユーロ2020で代表チームのためにプレーしたい。もし中国に行ったなら、それは難しいだろう」

 ヴィエラ監督の下で臨む2018-19シーズン、バロテッリはどのような活躍を見せてくれるだろうか。

By サッカーキング編集部

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