リーグ・アン第17節が9日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG)とリールが対戦した。
前節、リーグ15戦無敗で首位をひた走っていたPSGは、昇格組のストラスブールに1-2で敗戦。ミッドウィークのチャンピオンズリーグでもバイエルンに1-3で敗れ公式戦2連敗を喫していた。3試合ぶりの勝利を渇望するPSGだがエースのネイマールが息子との休暇で欠場。そのためエディンソン・カバーニをトップに起用し、その下にアンヘル・ディ・マリア、キリアン・ムバッペ、ハビエル・パストーレを配置した。
序盤から決定機を多く作ったPSG。28分にキリアン・ムバッペが右サイド深くからクロスをあげるとディ・マリアがヘディングで決め先制点に成功した。前半は1-0で折り返す。
後半もPSGが主導権を握る展開。49分、敵陣中央でPSGがボールを奪うと、カバーニ、ディ・マリアと繋ぎ、最後にパストーレがペナルティーエリア内でボールを受けると、強烈なシュートを叩き込みリードを2点に広げた。
その後、リールが攻勢を強め1点を返す。アディショナルタイムに入った92分、リールはCKを獲得。GKも攻撃に参加させ2-2のドローを狙った。しかし、CKがPSGにクリアされると、ムバッペがクリアボールを拾いハーフラインから独走。リールDFを寄せ付けないスピードでドリブルしたムバッペが無人のゴールにシュートを決め勝負あり。
PSGがホームでリールを3-1で下し、連敗を2でストップした。
【スコア】
パリ・サンジェルマン 3-1 リール
【得点者】
1-0 28分 アンヘル・ディ・マリア(PSG)
2-0 49分 ハビエル・パストーレ(PSG)
2-1 86分 アンワル・エル・ガジ(リール)
3-1 90+2分 キリアン・ムバッペ(PSG)