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酒井宏への影響は? マルセイユが監督交代、元ローマのR・ガルシア氏が就任

2016.10.21

酒井宏樹所属のマルセイユがR・ガルシア監督(右)の就任を発表 [写真]=Icon Sport via Getty Images、Getty Images

 日本代表DF酒井宏樹が所属するマルセイユは20日、フランク・パッシ監督の退任とリュディ・ガルシア氏の新指揮官就任を発表した。

 今シーズン、マルセイユはリーグ・アン第9節を終えて3勝3分け3敗、勝ち点「12」で12位に低迷。首位のニースに11ポイント差をつけられている。

 新指揮官就任が決まったフランス人指導者のR・ガルシア氏は52歳。マルセイユと3年契約を結び、21日から新天地での仕事を始めると発表されている。同氏は選手時代、リールやカーンなどフランス国内の複数クラブでプレー。現役引退後は指導者に転身し、ル・マンやリールなどの監督を経て2013年6月にローマの監督に就任した。

 ローマでの1年目、2013-14シーズンはセリエA初挑戦ながらユヴェントスと優勝を争い、チームを2位に導いた。翌2014-15シーズンも2位、そして昨シーズンは第19節終了時点で9勝7分け3敗の5位となり、今年1月に契約解消が発表されていた。

 今夏からマルセイユでプレーする酒井は、リーグ・アン開幕9試合全てに先発出場。開始9分で負傷交代を強いられた9月21日の第6節レンヌ戦以外はフル出場を果たしている。パッシ前監督の下で定位置を獲得していた同選手。新指揮官にもしっかりとアピールをして、引き続きレギュラーの座を守りたいところだ。

 マルセイユは次節、23日に王者パリ・サンジェルマンと対戦する。

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