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「難しい決断」でパリSG移籍も ヘセ、現状に不満「スタメンの価値がある」

2016.09.13

今夏レアル・マドリードからパリ・サンジェルマンに移籍したFWヘセ [写真]=Icon Sport via Getty Images

 今夏レアル・マドリードからパリ・サンジェルマンへと完全移籍を果たした、スペイン人FWヘセ・ロドリゲスが胸の内を明かした。12日付のスペイン紙『マルカ』や『アス』などが伝えている。

 出場機会を求めて、下部組織時代から在籍していたレアル・マドリードを離れてパリ・サンジェルマンに加入したヘセ。今シーズンのリーグ開幕戦でデビューを果たしたが、その後虫垂炎にかかった影響もあり、これまでの出場時間は計90分にも満たっていない。

 ヘセはフランス紙『ル・パリジャン』のインタビューに応じ、「パリには素晴らしい選手がいるのはわかっていたが、全ての試合でプレーしたいからここに来たんだ。控えになるために来たわけではないから、スタメンの価値があると証明したい」とコメント。出場機会が思うように得られていない現状に満足できないと口にした。

 また、「僕にはいつも継続性的なプレー機会がない。コンスタントにプレーすれば、爆発するよ」と、プレー機会を十分に与えてもらえれば活躍できる自信があると強調した。

 古巣レアル・マドリードについても言及し、「僕はレアル・マドリードで10年間過ごしたから、離れるのは難しい決断だった。移籍は失敗ではなくて、僕という選手をみんなに見てもらう機会だと思っている」と、移籍に悩んでいたことを認めた。

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