エバートンでプレーするルカク [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマンがエヴァートンに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクを獲得候補の筆頭に挙げていることが明らかになった。11日付のフランスメディア『20minutes』などが報じている。
パリ・サンジェルマンは2012年7月の加入以来、公式戦通算153試合で124得点を記録し、チームの攻撃をけん引してきたスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチとの契約が今シーズン終了時に満了を迎える。同選手は、「退団するつもりはない」とコメントしているものの、依然契約は延長されておらず、不透明な状況が続いている。
クラブはイブラヒモヴィッチの退団によって攻撃力が低下することを懸念。同選手がチームを離れた場合の代替選手としてルカクに白羽の矢を立て、今シーズン終了後の獲得を検討しているという。
ここまでのプレミアリーグで15ゴールを挙げているルカクは、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディと並んで得点ランクトップに立つ。現在22歳と、高い将来性も見込まれており、マンチェスター・Uやユヴェントスも関心を示している。
ルカクの移籍金は4000万ユーロ(約50億8000万円)程度と見積もられているが、パリ・サンジェルマンの資金力を考えると、十分支払い可能な額である。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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