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ヴァルブエナ、恐喝容疑かかるベンゼマの代表復帰は「何の問題もない」

2016.01.11

フランス代表でプレーするヴァルブエナ [写真]=Getty Images

 リヨンに所属するフランス代表MFマテュー・ヴァルブエナが、代表チームの同僚であるFWカリム・ベンゼマに関してコメントを残した。10日付のフランス紙『レキップ』などが報じている。

 ベンゼマは現在、ヴァルブエナを“セックステープ”をもとに恐喝した事件に関与した疑いがかけられている。先月10日にはFFF(フランスサッカー連盟)がベンゼマの招集を事件解決まで見送ると明言しており、来年母国で開催されるユーロ2016への出場も危ぶまれている状況だ。

 同紙によると、ヴァルブエナは母国のテレビ局『TF1』のインタビューに応え、ベンゼマと代表チームでプレーすることに関して「もちろん、何でも可能である」と発言。さらに、「彼の復帰は何の問題もない」と同選手と代表チームで再会することに支障がないことを明かした。

 昨年11月に行われた国際親善試合のフランス代表メンバーから、ヴァルブエナはベンゼマとともに落選。同選手は昨年、継続的に招集されていたことから、落選理由には一連の騒動の影響が大きいと考えられている。ヴァルブエナは「監督と話して、彼の決定を理解することができた」とコメントし、同国代表を率いるディディエ・デシャン監督から落選理由について説明を受けたことを明かした。

 それでも、「僕のパフォーマンスはそれほど悪いものではなかった。だからリヨンで結果を出せばナショナルチームに戻れない理由はないと思う」と、代表復帰へ向けて自信を見せた。

 未だ解決しないベンゼマの恐喝騒動。母国開催の舞台に2名はそろって参加することができるのか。今後の展開に注目が集まる。

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