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パリSG監督、リーグ4勝目も判定に疑問「カバーニは怒っていた」

2014.10.18

挑発と受け取られ、退場処分に繋がったカバーニのゴールパフォーマンス=Getty Images

 リーグ・アン第10節が17日に行われ、パリSGはRCランスと対戦し3-1で勝利した。試合後、チームを率いるローラン・ブラン監督はインタビューに応え、同日付のフランス紙『レキップ』がコメントを伝えている。

 パリSGは開幕9試合を終え、無敗ながらも6分と苦しんでいた。この試合で勝ち点3を獲得し、リーグ戦3試合ぶりの勝利を喜びたいところだったが、後味の悪い出来事が起きてしまった。

 2-1でパリSGがリードして迎えた53分、カバーニが自らが倒されて獲得したペナルティキックをきっちり決め、ゴールパフォーマンスを披露する。カバーニにとってはいつも通りの“スナイパー”のパフォーマンスだったが、二コラ・ランヴィル主審はこれを観客への挑発ととらえ、イエローカードを提示する。突然のことに理解に苦しんだカバーニは、ランヴィル主審に説明を求め詰め寄る。すると主審はこれを抗議ととらえ、レッドカードを提示し、カバーニは退場となった。

 今シーズン4勝目となった試合についてブラン監督は「今夜ランスは非常に質が良く、ハートを見せるプレーをした。前半は良く走り、多くのチャンスを作って得点を決めた。我々は現在難しい状況下にいて、多くのミスを犯して失点した」と、この試合の序盤も最近の不調を引きずり、苦戦したことを語っている。

 その後28分、34分にゴールを決め逆転したが、「反撃をしかけ、同点、逆転と得点したが、相手が疲れた後に4点目を奪えなかった。私は彼らにもっと野心を持ってほしい。もっとできるはずだ。しかし勝ち点3を獲れたことは喜ばしい」と語り、チームにさらなるプレー内容の向上を求めた。

 退場処分を科せられたカバーニについては「カバーニはロッカールームでイラついていた。彼はゴールを決めただけだったのだが…彼が試合を最後まで戦えずに残念だ。(退場が無ければ)チャンスはまだあって、さらに得点出来ただろうが」と語り、疑問が残る判定に首を傾げている。

 パリSGは25日にリーグ戦第11節、ホームでボルドーと対戦する。

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