14日に行われたスウェーデン代表戦で、無失点に抑えたGKシモン [写真]=Getty Images
スペイン代表GKウナイ・シモン(アスレティック・ビルバオ)が、スペインメディア『EFE』のインタビューに答えた。16日、スペイン紙『アス』が内容を伝えている。
昨年の11月にスペイン代表デビューを飾ったシモンは、EURO2020に臨む同国代表のメンバー入りを果たすと、14日に行われたスウェーデン代表戦でもスターティングメンバーに名を連ねた。
シモンは、初めてのEURO出場について「このような試合、このような大会をプレイすることを常に夢見てきたんだ。数年前にEUROの試合に出場していると言われても、信じられないね」と、万感の思いを告白した。
続けて、スウェーデン代表戦について振り返ったシモンは「サッカーの試合はミリ単位、コンマ1秒単位で決まることが多いんだ。マルコス(・ジョレンテ)がポストに当てたリバウンドを僕が取ったことなどラッキーなこともあったね。サッカーは生み出すものであり、生み出せば生み出すほど勝利のチャンスが増えるんだ」と、運が勝負を決めるときがあると語った。
また、19日に行われるポーランド代表戦については「ルイス・エンリケ監督は、この代表チームにはスタメンが確約されている選手はいないと言っているんだ」と明かした。さらに「このチームでは、誰もがスタメンではなく、また誰もが代役というわけでもないんだ。出場時間が長い選手と少ない選手がいるけど、全員がチームにおいて重要な役割を担っている」と口にした。
さらに、シモンは「ダビド(デ・ヘア)もロベルト(サンチェス)も僕も、どのGKでもプレーできることを知っている。実際にプレーするのは監督がチームにとってベストだと判断した選手だ。先日は、僕がプレーする番だったけど、ポーランド戦やスロバキア戦、あるいは決勝に進出した場合は、別のGKがプレーすることもある。僕たちはそのことを認識しているからこそ、3人は最高のレベルで争うことができるんだ」とコメントした。
By サッカーキング編集部
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