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失意の敗退から7年…因縁の相手にリベンジ誓うFWキーン「前を向く」

2016.06.26

フランス戦を控えているロビー・キーンがリベンジを誓った [写真]=Getty Images

 アイルランド代表は26日、ユーロ2016・決勝トーナメント1回戦でフランス代表と対戦する。FWロビー・キーン(ロサンゼル・ギャラクシー)のコメントを23日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 アイルランドとフランスが対戦するのは、2009年11月の南アフリカワールドカップ・ヨーロッパ予選のプレーオフ第2戦以来。当時フランス代表だったティエリ・アンリ氏がエリア内でハンドをしたにもかかわらず、主審はこれを見逃した。そのアンリのアシストでウィリアム・ギャラス氏の得点が生まれ、試合は1-1の引き分けとなっている。第1戦を勝利で終えていたフランスはワールドカップへの出場を決めた一方で、アイルランドは不当なジャッジをきっかけに大会出場を逃すことになった。

 同試合に出場し先制点を決めていたロビー・キーンは、前回の対戦について尋ねられると「僕は確かにあそこにいた。1秒たりともあの時のことは考えたくないよ。あれは何年前のことだ?…7年か。なんてこった、前を向くよ」とコメントし、「大会のホームカントリーをノックアウトできたら素晴らしいことだ」とフランスへのリベンジを誓った。

 現在35歳のキーンは今大会、グループステージ初戦のスウェーデン代表戦と第2戦のベルギー代表戦に途中出場している。アイルランドの10番を背負うベテランFWが、因縁の相手・フランスにリベンジを果たせるか、注目だ。

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