レスターと契約延長を発表したイングランド代表FWヴァーディ [写真]=Getty Images
イングランドサッカー協会(FA)がレスターのイングランド代表FWジェイミー・ヴァーディとの契約延長発表に対して不快感を持っているようだ。23日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
レスターは23日、所属するヴァーディと4年間の契約延長に合意したことを発表。アーセナルへの移籍が噂された同選手だが、クラブへ残留することとなった。
同紙によると、FAはこの発表時期に疑問を呈している模様。ユーロ2016を戦うイングランド代表が、決勝トーナメント1回戦のアイスランド代表戦を控える中、同代表に帯同する選手のニュースリリースは必要ではなかったと主張したようだ。
レスターとFAは、契約延長発表の前日に連絡を取っていたという。そこでFAは、27日のアイスランド戦が迫っていることもあり、タイミングがふさわしくないと主張したようだった。
これに対し、同代表を率いるロイ・ホジソン監督は、ヴァーディを擁護。選手自身は大会に集中しているとした。レスター側も、この発表は不適切なものではないとの見解を示している。なお、レスターは契約延長発表時に、ヴァーディが同大会に集中するため、コメントの発表は差し控えた。
ヴァーディはユーロ2016のグループステージで2試合に出場。16日のウェールズ代表戦では1ゴールを挙げている。
By サッカーキング編集部
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