ウクライナ戦で声援を送る北アイルランドサポーター [写真]=Getty Images
ユーロ初白星を挙げた北アイルランド代表。しかし、同国が勝利を収めた16日のユーロ2016・グループステージ第2節ウクライナ代表戦で悲劇が起きた。イギリスメディア『BBC』などが伝えている。
同メディアなどによると、ウクライナ戦の試合観戦に訪れた北アイルランドサポーターが心臓発作のため死亡したという。62歳の同サポーターは、北アイルランドのベルファストからフランスに来た男性。発作で倒れた直後に医療チームが駆け付け、スタジアム内で救急措置を行ったが、息を引き取ったという。
これを受け北アイルランドサッカー協会(IFA)のパトリック・ネルソン氏は、「こんな出来事が起きては、サッカーでどんな結果を収めても、良いこととみなすことはできない」とコメント。歴史的なユーロ初勝利を記録したが、喜ぶことはできないとした。
その上で、「協会、選手、スタッフは悲しみの渦中にある彼の家族や友人とともにある」と哀悼の意を示した。
ユーロ初出場の北アイルランドは、12日のグループステージ第1戦ポーランド代表戦後にもファンが転落死する事故があり、同国にとっては2度目の悲劇となった。
By サッカーキング編集部
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