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マンUのGKデ・ヘア、暴行事件に関与か…被害者が証言も本人は否定

2016.06.11

暴行事件への関与が報道されたスペイン代表GKデ・ヘア [写真]=AMA/Getty Images

 マンチェスター・Uに所属するスペイン代表GKダビド・デ・ヘアが、性的暴行事件に関与した疑いが浮上している。10日、スペインメディア『エル・ディアリオ』が報じた。

 事の発端はスペイン人ポルノ俳優・監督のイグナシオ・アジェンデ・フェルナンデス氏が、売春に関わった容疑などで4月に逮捕されたことから始まる。同氏の捜査中に保護された被害者の女性2名が証言を行った際、デ・ヘアの名前が出てきたという。

 保護されたTP3と呼ばれる女性によれば、2012年にフェルナンデス氏と同選手がパーティを主催し、協力してTP3氏ともう一人の女性に対し暴行を与える機会を作ったようだ。実際に関係を持ったのはアスレティック・ビルバオのスペイン人FWイケル・ムニアインと当時のU-21スペイン代表選手1名だとされており、デ・ヘアが性的行為自体に関与したかは明らかになっていない。

 またこれに加え、デ・ヘアがTP3氏に対してマンチェスター・Uの5名の選手と会うことができないかと提案していた疑惑も持ち上がっている。なお、5人の選手が誰なのかは不明だ。

 11日付のイギリス紙『デイリーメール』は同選手のコメントを掲載。報道について「僕が一番驚いているよ。これは嘘だし、間違っている」と疑惑を完全否定している。現在、ユーロ2016に出場するスペイン代表に帯同しているが「チームを離れることは考えていない」と、今回のスキャンダルにより代表を離脱することはないと強調した。

 スペイン代表は13日にチェコ代表と対戦する。ユーロ2016の初戦を前に、不穏なニュースが流れることとなった。

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