ユーロ2016終了後の退任が決まったコンテ監督 [写真]=Getty Images
イタリア・サッカー連盟(FIGC)は15日、同国代表を率いるアントニオ・コンテ監督が、今年6月からフランスで開催されるユーロ2016終了後に退任すると発表した。『UEFA.com』が伝えている。
コンテ監督は2014年8月からイタリア代表を指揮し、ユーロ2016予選を無敗で通過。本大会ではグループEで、ベルギーとアイルランド、スウェーデンと同組となっている。
『UEFA.com』によると、FIGCのカルロ・タベッキオ会長は「コンテ監督は、ユーロを最後にイタリア代表での任務を終えると伝えてきた」と明かし、「忠誠と献身の念を常に持ち続け、イタリア代表の名誉を取り戻してくれた。そんな人物の決断を認めるときが来たんだ」と、同監督への感謝の意を述べた。後任人事については「必要な段階を踏むことになる」と、現時点での明言を避けている。
なお、コンテ監督の新天地はチェルシーが有力視され、14日付のイタリアメディア『Rai』は、同監督が同日にクラブ幹部と会談の場を持ったと報道。3年契約を結ぶと見られ、契約の詳細について話し合った模様だ。数日中にも大きな動きがあると予想されている。