11月のフランス代表戦に出場したドイツ代表MFケディラ [写真]=Getty Images
ユヴェントスに所属するドイツ代表MFサミ・ケディラが、今のままでは6月に行われるユーロ2016本大会で同代表が優勝できないと、警鐘を鳴らした。3日、ドイツメディア『DIE WELT』がコメントを伝えている。
ドイツ代表は昨年行われたユーロ2016の予選でグループDを首位突破。しかしながら、ここ最近の試合では、昨年10月8日のアイルランド戦に0-1で敗戦、同11日のジョージア戦は2-1と辛勝したが、11月13日のフランス代表との親善試合では0-2で完敗し、安定した戦いができていない。
ケディラは、ユーロ2016本大会について、「正直に言って、現在の状態では僕たちドイツ代表に優勝のチャンスはないよ。ここ数カ月のパフォーマンスでは到底及ばないだろうね。みんな気付いているとは思うけど」と、現在のチーム状況に大きな危機感を示した。
さらに、「強く結束してやっと土俵に立てるんだ」と話し、チームが1つになって初めて優勝争いができるとの考えを明かした。
5大会ぶり4度目の優勝を目指すドイツ代表は、ユーロ本大会でグループCに入っており、ウクライナ、ポーランド、初出場の北アイルランドと同組。フランス代表とルーマニア代表による開幕戦は、6月10日にパリ、サン・ドニのスタッド・フランスで行われ、決勝は7月10日に同じくスタッド・フランスで行われる。
By サッカーキング編集部
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