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初の本戦出場へ…意気込み語るベイル「やるべきことは分かっている」

2015.10.08

ウェールズ代表でプレーするベイル [写真]=Getty Images

 レアル・マドリードのMFギャレス・ベイルは6日、現在合流しているウェールズ代表の練習後の会見で、本大会初出場に王手を掛けているユーロ2016予選の最終2連戦に向けた抱負を述べた。

 ウェールズ代表は現在、同予選のグループBで2位のベルギー代表に1ポイント、3位のイスラエル代表に5ポイントの差を付けて首位に立っており、10日にアウェーで行われるボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表戦もしくは13日にホームで行われるアンドラ代表戦で1ポイントを獲得すれば、2位以内での予選通過が決定する。

 そんな状況を前に、4日に行われたリーガ・エスパニョーラ第7節のアトレティコ・マドリード戦で66分から途中出場を果たし、9月15日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節のシャフタール・ドネツク戦で負った左足ふくらはぎの故障から復帰したベイルは、ウェールズ代表での2連戦に向けて完全復活を宣言した。

「プレーする準備は万端だし、ふくらはぎはもう問題ない。この数週間はリハビリを進めながら入念に調整してきたからね。アトレティコ・マドリード戦で20分間の試し運転をしたのは、今後の2試合に向けて足を慣らす意味で非常にポジティブな事だった」

 その一方で、「今はまだそれほど感情は高ぶっていけれども、土曜になれば最高潮になることは間違いない」と冷静に述べたベイルは、FIFAランキングで過去最高の8位に上昇したチームの実力に自信を見せるとともに、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ代表戦での本大会出場決定に意欲を燃やした。

「自分たちの実力は国際舞台で証明してきたし、世界のトップ10にも入った。この位置までたどり着けたのは素晴らしいけれども、僕たちはもっと上を目指している。今回の2連戦に自分たちの命運が懸かっていることは承知している。だが、やるべきことは分かっているので、落ち着きを保つことができている。できるだけ早く仕事を完遂したいので、アンドラ戦ではなくボスニア戦だけに集中したい。僕たちは完璧な準備をもって試合に臨むので、全員が良いパフォーマンスを見せられるはずだ」

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