W杯後の1年間でギリシャ代表に何が… [写真]=Getty Images
2014年ワールドカップで日本と同じグループCに在籍したギリシャ代表。
その堅実な守備は本大会でも本領を発揮し、勝利が絶対条件だった我らが日本代表の前にも立ちはだかった。日本戦を0-0と引き分けた後はコートジボワールに勝利し、見事ベスト16進出を決めていた。
そんなギリシャ代表だが、ここ最近全く元気がない。W杯以降の戦績を見てみよう。
W杯第1節:コロンビア 3●0 ギリシャ
W杯第2節:日本 0△0 ギリシャ
W杯第3節:ギリシャ 2○1 コートジボワール
W杯ベスト16:コスタリカ 1△1 ギリシャ (5-3 on penalty)
EURO予選:ギリシャ 0●1 ルーマニア
EURO予選:フィンランド 1△1 ギリシャ
EURO予選:ギリシャ 0●2 北アイルランド
EURO予選:ギリシャ 0●1 フェロー諸島
親善試合:ギリシャ 0●2 セルビア
EURO予選:ハンガリー 0△0 ギリシャ
EURO予選:フェロー諸島 2●1 ギリシャ
親善試合:ポーランド 0△0 ギリシャ
そう、昨年のW杯が終了してから、ギリシャ代表はこの1年間白星がなかったのである。
2014年W杯後、ギリシャ代表は新監督にクラウディオ・ラニエリを招聘した。しかし、昨年末に行われたEURO2016予選で当時FIFAランキング187位だったフェロー諸島に敗れ4戦未勝利となると、ラニエリを早々に解任。その後もギリシャは親善試合でもEURO予選でも結果が出ず、今月13日には再びフェロー諸島に敗れていた。
EURO2016予選では、6試合を終え、ギリシャは勝ち点2の最下位。北アイルランドやフェロー諸島といった小国の躍進も目立つが、この結果はあまりに寂しいと言える。
そんなギリシャは16日、グダンスクでポーランドとの強化試合を戦った。試合は0-0で終了。これでギリシャ代表はW杯が終了してから1年間未勝利が続いているということになる(それでもFIFAランキングは25位)。
なお、ギリシャ代表は2015年に入ってからペルー代表を率いていたセルヒオ・マルカリアン氏を新監督に迎えており、9月にはフィンランドとルーマニアとのEURO予選を控えている。
(記事提供:Qoly)