2014.09.05

新指揮官対決、イタリアに軍配…W杯3位のオランダに快勝

新指揮官の初陣を白星で飾ったイタリア代表 [写真]=Getty Images

 2014年ブラジル・ワールドカップ終了後、新指揮官を招へいしたイタリア代表とオランダ代表が、4日に国際親善試合を戦い、2-0でホームのイタリアが勝利した。

 ブラジル・ワールドカップでの成績不振により、チェザーレ・プランデッリ前監督(現ガラタサライ監督)が辞任したイタリアは、新指揮官として、ユヴェントスをリーグ3連覇に導いたアントニオ・コンテ氏を招へい。同指揮官の初陣となる一戦では、チーロ・インモービレやシモーネ・ザザが先発出場した。

 一方のオランダは、ブラジル・ワールドカップで大会前の下馬評を覆す3位という好成績に導いたルイス・ファン・ハール前監督(現マンチェスター・U監督)の後任に、フランス・ワールドカップで同チームをベスト4に進出させたフース・ヒディンク氏を再起用。就任後初となる今回の一戦では、 3-4-1-2ではなく4-3-3のシステムを採用し、ロビン・ファン・ペルシーやウェズレイ・スナイデルといった、ワールドカップとほぼ同じ顔ぶれが先発起用された。

 前半の立ち上がりからボールの主導権を握りにかかったオランダだが、先にゴールを奪ったのはイタリアだった。3分、自陣からダニエレ・デ・ロッシがロングフィードを蹴り出すと、このパスとともに前線のインモービレが相手の最終ラインを抜け出し、GKヤスパー・シレッセンとの一対一を冷静に制した。

 立ち上がりに迎えたファーストチャンスをモノにしたイタリアは9分、単騎突破を図りボックス右に侵攻したザザが後方からブルーノ・マルティンス・インディに倒されてPKを獲得。キッカーを務めたデ・ロッシがゴール左隅に沈め、イタリアが2点のリードに成功した。

 緩慢な守備と不用意なミスが重なり、立て続けに失点したオランダは、さらにPKを与えたプレーでマルティンス・インディが一発退場。この退場を受けて、左ウイングに入っていたイェレマイン・レンスを下げて、ヨエル・フェルトマンをセンターバックの一角に据えた4-4-1の布陣に変更し、最終ラインの再構築を図った。

 その後、2点のリードで試合運びに余裕を見せ始めたイタリアに対し、数的不利のオランダがボールを保持する展開が続いたが、相手守備陣を崩す策を見いだせないまま前半終了。コンテ監督率いるイタリアが、2点のリードでハーフタイムを迎えた。

 迎えた後半は攻めあぐねる相手を尻目に、イタリアがペースを握る展開となる。最終ラインがハーフウェイライン付近まで押し上げて全体をコンパクトにまとめるイタリアは、レオナルド・ボヌッチが相手の意表を突くミドルシュートを浴びせるなど、試合の行方を決する3点目を狙う。

 一方、数的不利のオランダはなかなか攻撃のリズムが上げられず、低調な戦いぶりに終始。後半の立ち上がりには味方が頭で送ったパスをボックス中央で受けたファン・ペルシーだが、得意の左足で放ったシュートはイタリアのゴールマウス右に外れた。

 後半の半ばを迎えて、両チームともに次々と交代カードを切り、フレッシュな選手を投入。デ・ロッシやクラウディオ・マルキージオ、インモービレら主力を下げるイタリアに対し、オランダもダリル・ヤンマートやナイジェル・デ・ヨング、ファン・ペルシーらをベンチへ下げた。

 その後、両チームの主力が抜けたことで試合の流れは停滞。終盤には、オランダが流し気味にプレーするイタリアを押し込む時間が続いたが、試合はそのまま終了。新指揮官対決で注目が集まった一戦は、コンテ監督率いる新生イタリアに軍配が上がった。

 コンテ監督の初陣を勝利で飾ったイタリアは9日、ユーロ2016予選グループHの第1節でノルウェー代表とホームで対戦。一方、敗れたオランダは同日、予選グループAの第1節でチェコ代表とのアウェイ戦を迎える。

【スコア】
イタリア代表 2-0 オランダ代表

【得点者】
1-0 3分 チーロ・インモービレ(イタリア)
2-0 10分 ダニエレ・デ・ロッシ(イタリア)

(記事/超ワールドサッカー)

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