「4-3-3」を多用するチームの代表例に挙げられたレアル・マドリード [写真]=Getty Images
ここ9年のなかで、ラ・リーガで用いられる各チームのフォーメーションに劇的な変化が見られるようだ。14日、スペイン紙『マルカ』が驚きのデータを伝えている。
ラ・リーガが開発したプラットフォームである『Mediacoach』は、フアン・カルロス王大学、エルチェ・ミゲル・エルナンデス大学とともに調査を実施。9シーズン(2012-2013から2020-2021まで)の3420試合を解析し、6840の先発フォーメーションを算出した。その結果、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したチームが最も使用しているフォーメーションは「4-3-3」であり、「4-2-3-1」はヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得したチームに最も多用されていた一方、降格したチームでも最もよく使われていたことが判明した。
また、12-13シーズンでは全体の約80パーセントが「4-2-3-1」を用いていたものの、20-21シーズンには使用率が約20パーセント程度に激減したことが発覚。対して12-13シーズンは上位3番目となっていた「4-4-2」が、20-21シーズンには全体の40パーセント以上を占めて使用率トップに。9年間で「4-2-3-1」の著しい減少と「4-4-2」の増加が伝わるデータとなっている。
調査では、「4-4-2」が増加している理由について、「監督が守備面で、より保守的になった傾向がある」と指摘。「4-4-2は最もシンメトリーなシステムであり、選手にとってはコンパクトでチームメイトとの距離が近くなりやすい。スペースを守りカバーするための身体的要求は、他のシステムよりも低いだろう」と守備時に求められる負荷が少ない点が、「4-4-2」増加の要因だと主張した。
さらに、上位チームが主に「4-3-3」を採用していることについては、「4-3-3は、ボールを保持し短いパスで前進しながら攻撃する素質を持っている」と特徴を述べつつ、「高いパス精度を持つ巧みな選手が必要でもある。この理論に沿うように、レアル・マドリードやバルセロナのような世界最高のチームは、ここ数シーズン、4-3-3を多用している」と技術が高い選手が必須であるとも説明している。
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By サッカーキング編集部
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