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ビルバオとスペイン代表の“正守護神”にもサウジの手が迫る…U・シモン獲得に最大約78億円を用意?

2023.07.31

サウジアラビアから関心を寄せられるGKウナイ・シモン [写真]=Getty Images

 アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表GKウナイ・シモンに、アル・ヒラル(サウジアラビア)が関心を寄せているようだ。30日、スペイン紙『アス』が報じている。

 1997年6月11日生まれのウナイ・シモンは現在26歳。身長190cmの体躯を生かしたポジショニングと脅威の反射神経を武器とする同選手はアスレティック・ビルバオの下部組織出身で、2018年8月にトップチームデビュー。1年目からスケールの大きさを感じさせると、翌2019-20シーズンには正守護神の座を奪った。ここまでクラブ公式戦通算159試合に出場するとともに、2020-21シーズンのスーペルコパ・デ・エスパーニャ優勝にも貢献。また、2020年11月にはスペイン代表デビューを果たした同選手は、こちらでもすぐさま正守護神に定着し、EURO2020やカタールW杯でもゴールマウスを守っている。

 今夏にはUEFAネーションズリーグ2022-23・ファイナルズ優勝の原動力となり、スペイン代表での初タイトルを獲得したウナイ・シモンに対して、アル・ヒラルが関心を寄せているようだ。『アス』によると、この移籍市場で加入したMFルベン・ネヴェスやMFセルゲイ・ミリンコヴィッチ・サヴィッチらに続く、大物選手として本気で獲得を目指しているとのこと。移籍金は4500万ユーロ(約71億円)から5000万ユーロ(約78億円)の間になると見込まれている。

 なお以前、ウナイ・シモンはスペイン紙『マルカ』のインタビューにて「アスレティックが僕を必要としてくれる限り、ここにいるつもりだ。このクラブのおかげで今の自分がある。彼らに最高の形でお礼がしたい、そう、サン・マメスのゴールを守るという最高の形で…」と告白。その誓いの印は、2025年夏までの現行契約の締結時に、契約解除金を設定しなかったことにも表れている。

(仮にウナイ・シモンが移籍を希望した場合は、裁判所が契約解除金を設定することになる)

 現代フットボール界において、バスク純血主義を掲げるアスレティック・ビルバオ。高潔無比な“ロス・レオネス”のカンテラーノらしく、クラブへの愛や忠誠心が強いウナイ・シモンがこのオファーに耳を傾けることがあるのだろうか。

By サッカーキング編集部

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