リーガで首位に立つアトレティコ・マドリード [写真]=Getty Images
アトレティコ・マドリードが、移籍情報サイト『transfermarkt』が算出する選手市場価値のチーム合計額でレアル・マドリードを上回った。9日、スペイン紙『アス』が伝えた。
アトレティコ・マドリードは今冬、市場価値3000万ユーロ(約38億円)のフランス人FWムサ・デンベレをリヨンから獲得。スペイン代表FWジエゴ・コスタを契約解除で放出し、U-21スペイン代表DFマヌ・サンチェスらをレンタルに出したものの、デンベレの加入によっておよそ1000万ユーロ(約12億円)ほどチーム全体の市場価値が上昇した。
一方、レアル・マドリードは今冬、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアがアーセナルへ、セルビア代表FWルカ・ヨヴィッチがフランクフルトへ期限付き移籍。同クラブは今冬に補強を行わなかったため、両選手合わせて6000万ユーロ(約73億円)分、チームの市場価値が下落した。
現在、リーガ・エスパニョーラにおける市場価値のチーム合計額1位は、バルセロナの8億700万ユーロ(約1021億円)となっている。アトレティコ・マドリードは今冬に7億6900万ユーロ(約973億円)となって2位に浮上し、レアル・マドリードは7億4200万ユーロ(約938億円)で3位となった。4位はセビージャの3億4390万ユーロ(約442億円)、5位はレアル・ソシエダの3億3790万ユーロ(約394億円)となっている。
なお、世界全体で見ると、1位はリヴァプールの11億2000万ユーロ(約1417億円)、2位はマンチェスター・Cの10億6000万ユーロ(約1341億円)。バルセロナはバイエルン(約1113億円)とパリ・サンジェルマン(約1100億円)に次いで5位。6位チェルシー(約1017億円)を挟んで、7位アトレティコ・マドリード、8位レアル・マドリード、9位マンチェスター・U(約934億円)、10位トッテナム(約910億円)と続いている。
また、選手個人の市場価値を見ると、リーガ・エスパニョーラの1位と2位はともにアトレティコ・マドリードの選手。ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが1億ユーロ(約127億円)で1位に立ち、2位はスロベニア代表GKヤン・オブラクの9000万ユーロ(約114億円)となっている。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと同クラブのスペイン代表FWアンス・ファティが、8000万ユーロ(約101億円)で3位タイにつけている。
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By サッカーキング編集部
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