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ネイマールの行方は果たして?…レアルとバルサが獲得を争った8人の選手たち

2019.09.02

[写真]=Getty Images

 9月2日、欧州主要リーグの夏の移籍市場が閉幕する(注:プレミアリーグは8月8日に閉幕)。タイムリミットまであと数時間を切った中、去就が最も注目されるのがブラジル代表FWネイマールだろう。パリ・サンジェルマンからの退団を希望する同選手をめぐって、古巣バルセロナとレアル・マドアリードとの間で繰り広げられてきた争奪戦の結末がいよいよ明日、明らかとなる。

 果たして、バルサ復帰は実現するのか。あるいは間接的な“禁断の移籍”が成立するのか。一方で残留の可能性も報じられており、その行方が気になるところだが、スペインの2強が大物選手の獲得を争う“場外クラシコ”はこれまでにも幾度となく展開されてきた。

 そこで今回は、両雄が過去に獲得を争った8名のスター選手をピックアップ。スペイン紙『マルカ』の情報をもとに、ピッチ外の“クラシコ”の歴史を振り返る。

写真=ゲッティイメージズ

クリスティアーノ・ロナウド


生年月日:1985年2月5日(34歳)
国籍:ポルトガル
ポジション:FW

2009年夏にマンチェスター・Uを離れることが決定的となった際、当時、監督を務めていたアレックス・ファーガソン氏はC・ロナウドをバルセロナに移籍させることを望み、同クラブも獲得に興味を示していたという。しかし本人は、レアル・マドリード以外へは移籍しない意思を表明。バルセロナ行きの話は破談となり、当時の史上最高額となる移籍金9400万ユーロ(現在のレートで約110億円)で、“エル・ブランコ”への入団を果たした。

ダニエウ・アウヴェス


生年月日:1983年5月6日(36歳)
国籍:ブラジル
ポジション:DF

在籍8シーズンで6度のリーグ優勝を経験するなど、バルセロナで「世界最高の右サイドバック」との評価を確立したD・アウヴェス。しかし、2008年の加入前にはレアル・マドリードが獲得に動いていたという。今年5月に公開されたアメリカメディア『ESPN』のインタビューで、本人は「レアル行きが95%決まっていた」というエピソードを明かしている。

デイヴィッド・ベッカム


生年月日:1975年5月2日(44歳)
国籍:イングランド
ポジション:MF

2003年夏、バルセロナはジョアン・ラポルタ新会長の公約を実現すべく、ベッカム獲りに本格参戦。マンチェスター・Uとはクラブ間合意をとりつけた。しかし、本人の合意を得られないでいると、レアル・マドリードが横やりを入れる形で契約をまとめあげ、サッカー界きってのスター選手を確保することに成功した。それでも、“本命”をライバルに奪われたバルセロナは、代役として獲得したロナウジーニョが大当たり。ベッカムがリーグ優勝1回にとどまったのに対して、ロナウジーニョはリーグ優勝のみならず、ビッグイヤーまでクラブにもたらした。ベッカム獲得に失敗したことは、むしろ“幸運”だったと言えるかもしれない。

ダビド・ビジャ


生年月日:1981年12月3日(37歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW

現在、ヴィッセル神戸で活躍するビジャも、スペインの二大巨頭が獲得を争った選手の一人。バレンシア、及びスペイン代表のエースストライカーを務めていた2009年夏、レアル・マドリードへの移籍まであと一歩と迫ったが、土壇場で残留を決断した。その1年後、バルセロナから届いたオファーを承諾すると、ジョゼップ・グアルディオラ監督(当時)のもとで活躍し、チャンピオンズリーグ制覇やFIFAクラブ・ワールドカップ優勝に貢献した。

クリスティアン・カランブー


生年月日:1970年12月3日(48歳)
国籍:フランス
ポジション:DF

現役時代、フランス代表で1998 FIFAワールドカップ フランスとEURO2000の優勝に貢献したカランブー。1997年夏にはバルサとレアルの間で争奪戦が勃発し、本人曰く「バルサの関係者が何度も説得に訪れ、高額オファーを提示された」そうだが、最後に選んだのは“白い巨人”の方だった。守備的なポジションであればどこでもこなせる万能戦士は、ラウール・ゴンサレスやフェルナンド・イエロと共に2度の欧州制覇を経験。キャリアの全盛期をスペインの首都で過ごした。

イヴァン・ラキティッチ


生年月日:1988年3月10日(31歳)
国籍:クロアチア
ポジション:MF

セビージャで不動のレギュラーとして活躍していたラキティッチに対しては、バルセロナレアル・マドリードに加え、アトレティコ・マドリードも獲得を狙っていた。特にレアル・マドリードは代理人を務める同選手の兄とコンタクトを取り、好感触を得ていたという。それでも、本人が移籍先に選んだのはバルセロナ。2014年夏の加入以来、中心選手として活躍し、リーガ・エスパニョーラを4度、UEFAチャンピオンズリーグを1度制覇したことからも、正しい決断だったと言えるかもしれない。

マルコ・アセンシオ


生年月日:1996年1月21日(23歳)
国籍:スペイン
ポジション:FW

2014年夏、当時18歳だったアセンシオは「スペインの次代を担う逸材」として“場外クラシコ”のターゲットになった。先に獲得に乗り出したのはバルセロナ。選手本人もカタルーニャの州都を訪れて新たな物件を探すなど移籍に前向きだったが、マジョルカが要求する移籍金450万ユーロ(現在のレートで約5億3000万円)の支払い方法をめぐって交渉は難航した。その隙を突いたのが、レアル・マドリード。マジョルカ島出身のプロテニスプレーヤーで、熱心なマドリディスタとしても知られるラファエル・ナダルの進言もあって、同年冬にレアル・マドリード移籍が発表されたのだ。移籍金は推定400万ユーロ(現在のレートで約4億7000万円)。バルセロナにとっては、出し惜しみが招いた“悲劇”とも言える。

ダニ・セバージョス


生年月日:1996年8月7日(23歳)
国籍:スペイン
ポジション:MF

10代の頃からベティスの中心選手として活躍し、2017年のU-21欧州選手権で大会最優秀選手に輝いたセバージョスをめぐっては、バルセロナレアル・マドリードがし烈な争奪戦を繰り広げた。バルセロナはアンドレス・イニエスタの後継者として獲得を熱望していたというが、同年夏、本人はレアル・マドリード行きを選択した。しかし、昨シーズンまでの2年間でリーグ戦の先発は17試合にとどまり、今シーズンもジネディーヌ・ジダン監督の構想外となったことを受け、アーセナルへのレンタル移籍を決断した。

(記事/Footmedia)

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By Footmedia

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