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数字で楽しむ“クラシコ・トリビア”…バルサvsレアル戦前に知っておきたいこと

2018.05.04

今シーズン5度目の“エル・クラシコ”が開催される [写真]=Getty Images

 5月6日に行われるリーガ・エスパニョーラ第36節では、バルセロナレアル・マドリードによる“エル・クラシコ”が開催される。今回の舞台はバルセロナの本拠地カンプ・ノウ。前節に同クラブのリーグ優勝が決まったとはいえ、これまで数多くのドラマを生み出してきた一戦はただでは終わらないだろう。世界中のサッカーファンが注目する“伝統の一戦”を数字で振り返っていく。

2
 バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがクラシコで達成したハットトリックの回数。複数回を記録したのは、メッシとレアル・マドリードのOBフェレンツ・プスカシュだけになる。メッシは2007年3月にカンプ・ノウでクラシコ初得点を含む3得点をマーク。また7年後の2014年3月に、敵地サンティアゴ・ベルナベウで再びハットトリックを達成した。

5
レアル・マドリードのスペインDFセルヒオ・ラモスが公式戦のクラシコで退場した数。同クラブOBのフェルナンド・イエロを上回って歴代最多記録になる。なお、S・ラモスはリーガ・エスパニョーラの最多退場記録(19回)も持つ。

6
クラシコの“連続ゴール記録”を持つのは、レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド。2011-12シーズンのコパ・デル・レイ(国王杯)準々決勝ファーストレグから12-13シーズンのリーガ第7節まで、6試合連続でゴールを決めた。

8
公式戦のクラシコでスコアレスドローに終わったのは、わずか8回。2002年11月23日に行われたリーガ・エスパニョーラ第11節(バルセロナ0-0レアル・マドリード)を最後に、クラシコは44試合連続でスコアレスドローがない。その間、両チーム合わせて148ゴールを挙げている(1試合平均3.36ゴール)。

14
現在、両チームに在籍する選手の国籍の数。最多はスペイン人で19人。次いで、フランス人が7人(DFサミュエル・ユムティティなど)、ブラジル人が4人(MFパウリーニョなど)、クロアチア人(MFルカ・モドリッチなど)とポルトガル人(C・ロナウドなど)が3人と続く。

22
クラシコ最速ゴールは2011年12月、レアル・マドリードのFWカリム・ベンゼマが開始22秒でマークしたもの。同クラブOBのチュス・アロンソが記録した開始40秒を更新した。

24
5月6日は、レアル・マドリードのMFマテオ・コヴァチッチの24歳の誕生日。昨年12月の前回クラシコでは先発出場を果たしたものの、バルセロナの最初のゴールの“花道”を作ったとして批判を浴びた。果たして、バースデー勝利を挙げられるか。

25
クラシコ歴代最多得点記録を持つのはメッシ。これまで25得点を決めている。C・ロナウドは17得点で3位。あと1ゴールで、レアル・マドリードのレジェンドであるアルフレッド・ディ・ステファノの18得点に並び歴代2位タイとなる。

37
クラシコ歴代最多出場記録を持つのは、レアル・マドリードのOBマヌエル・サンチスで43試合。現メンバーの中で最も多くクラシコに出場しているのは、S・ラモスとMFアンドレス・イニエスタの両クラブキャプテン、またメッシの3選手で37試合となる。今シーズン限りでの退団を発表しているイニエスタは、今回が“クラシコラストゲーム”となる。

58
バルセロナレアル・マドリードのリーガ・エスパニョーラ優勝合計数。今シーズンの優勝を決めたバルセロナは通算25回目のリーグ制覇となった。一方、レアル・マドリードは33回の優勝歴を誇る。1929年のリーグ創設以来、87シーズンのうち、実に66パーセントでどちらかが優勝している。

79
今回のクラシコでは、今シーズンのリーグ得点ランクトップ3が集結する。メッシ(32得点)とC・ロナウド(24得点)、そしてバルセロナのFWルイス・スアレス(23得点)の3選手で79ゴールをマーク。第35節を終えた時点で、この数字を上回るチームはバルセロナ(87得点)とレアル・マドリード(82得点)の2つだけになる。

238
今回が公式戦通算238回目のクラシコとなる。過去237戦の成績は、バルセロナの93勝、レアル・マドリードの95勝、49の引き分け。今シーズンは親善試合を含めて4度対戦し、互いに2勝ずつ。昨年12月の前回対戦では、バルセロナが敵地で3-0の勝利を収めた。

400
レアル・マドリードはここまでクラシコ通算399得点を記録。次のゴールが節目の400点目となる。なお、通算300点目を決めたのは、元チリ代表FWイバン・サモラーノで1993年に記録した。

1902
1902年5月に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝で、両チームは初対戦。バルセロナが3-1で勝利した。レアル・マドリードはクラブ創設2カ月、バルセロナは創設3年目のことだった。

(記事/Footmedia)

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