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圧倒的な強さでラ・リーガ制覇…歴史を創ったバルサ戦士22名を採点!

2018.04.30

無敗優勝で通算25回目のリーグ制覇を達成した [写真]=Getty Images

 今シーズン開幕前はネイマールの移籍問題に揺れ、夏のマーケットでも効果的な補強は行えず。“宿敵”レアル・マドリードの連覇が大方の予想だったが、蓋を開けてみれば圧倒的な強さで無敗優勝を成し遂げ、2シーズンぶり通算25回目の栄冠を勝ち取った。

 そこでバルセロナの一員として戦った選手たちを10点満点で採点。今シーズン、最高評価を勝ち取ったのは……。(出場試合数などデータは第35節終了時点のもの)

GK

1 マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン

マルク・アンドレ・テア・シュテーゲン

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:34試合・21失点
8.5点:加入当時に度々見られた「若さ」ゆえの不安定なプレーは、もはやほとんど見られない。リーチの長さと反射神経を存分に生かしたセービング、足元の技術、度胸……。バルサのGKに求められる資質をすべて兼ね備えており、最後の砦としてゴールマウスに君臨し続けた。

13 ヤスパー・シレッセン

ヤスパー・シレッセン

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:0試合・0失点
7.5点:昨シーズンに続き、主にコパ・デル・レイが活躍の舞台となったが、出場した試合では常に安定したパフォーマンスを披露した。オランダ代表の正GKであるにも関わらず、「テア・シュテーゲンの控え」という立場に文句一つ言わず、チームを支え続けた姿勢も評価すべき。

DF

2 ネルソン・セメド

ネルソン・セメド

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:20試合・0得点・1アシスト
5.5点:今夏ベンフィカから加入。爆発的な縦へのスピードが売り。ダニエウ・アウベスの後釜として活躍が期待されたが、バルサスタイルへの適応に苦しみ、特に守備の対応で後手を踏む場面が多く見られた。シーズンを通して、セルジ・ロベルトから右サイドバックのポジションを奪うことはできなかった。

3 ジェラール・ピケ

ジェラール・ピケ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:26試合・2得点・0アシスト
7.5点:バルサのディフェンスリーダーも、すでに31歳。相手にスピード勝負を仕掛けられると苦しい部分があるが、読みの鋭さと体を張ったプレーでそれをカバーしている。今のバルサにおいて、彼なしのディフェンスラインは考えられないだろう。チームで数少ない「替えの効かない選手」の一人だ。

18 ジョルディ・アルバ

ジョルディ・アルバ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:30試合・2得点・9アシスト
8.0点:左サイドを何度も上下動し、攻守にわたって絶大な影響力を誇るダイナモ。動きが被ることも多々あったネイマールがパリ・サンジェルマンに移籍したことで、オーバーラップをする「道」が開かれた。中央に切れ込んだメッシとの相性は抜群。相手を押し込む際はほぼウイングのようなポジションを取ることも。

19 リュカ・ディニュ

リュカ・ディニュ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:11試合・0得点・1アシスト
5.5点:ジョルディ・アルバが左サイドバックでほぼ“皆勤賞”だったため、出場の機会は限られていた。第23節のヘタフェ戦では、ジェリー・ミナと急増のセンターバックコンビを組み、一定の評価を得た。攻撃面での積極性に欠ける面があり、バルベルデから信頼を得ているとは言えない。

20 セルジ・ロベルト

セルジ・ロベルト

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:29試合・1得点・6アシスト
7.5点:新加入のセメドがチームに順応しきれなかったため、今シーズンも右サイドバックとしての出場がほとんどだった。効果的なタイミングで前線に顔を出し、攻撃陣を献身的にサポート。守備の対応も危なげがなく、高いレベルで自らに課されたタスクを遂行した。もはや右サイドバックは、彼の“本職”と言ってもいいだろう。

23 サミュエル・ユムティティ

サミュエル・ユムティティ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:24試合・1得点・0アシスト
6.5点:対人守備が強く、ボールの出し入れも上手い。ピケとのコンビも2年目を迎え、相互理解が高まっている。ただ、今シーズンは移籍問題で周囲が騒がしくなると、彼らしからぬ軽率なミスが目立つように。契約延長がまとまり、プレーに集中できる環境が整えば、来シーズンはいつもの“ビッグ・サム”が見られるはずだ。

24 ジェリー・ミナ

ジェリー・ミナ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:2試合・0得点・0アシスト
5.5点:冬の移籍でパルメイラスからやってきた大型ディフェンダー。第23節のヘタフェ戦では移籍後初先発を果たすも、バルサ特有の高いディフェンスラインに戸惑っている様子だった。ポテンシャルは高いが、スタメンを固定するバルベルデ采配のあおりも受けて、ピケとユムティティに割って入ることはできず。

25 トーマス・ヴェルマーレン

トーマス・ヴェルマーレン

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:12試合・0得点・1アシスト
6.5点:昨シーズンまで期限付き移籍をしていたローマから復帰したが、開幕当初は「戦力外」とみなされていた。だが、ユムティティが負傷したことにより出場のチャンスを得ると、経験に裏打ちされた対応で守備陣に安定感をもたらした。度重なる負傷に悩まされていた男の復活は、バルサのピンチを救った。

MF

4 イヴァン・ラキティッチ

イヴァン・ラキティッチ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:31試合・1得点・4アシスト
7.5点:バルサになくてはならない存在であることを、常に示し続けた。圧倒的な運動量でピッチを駆け回り、味方をサポート。試合の流れを読む能力が非常に高く、その時々で自分が何をすべきかが分かっている。今シーズンはブスケツとダブルボランチのような形を組むことが多かったが、中盤のバランスを考えた賢いプレーが光っていた。

5 セルヒオ・ブスケツ

セルヒオ・ブスケツ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:27試合・1得点・3アシスト
7.5点:バルサが試合をコントロールできるかどうかは、この男の出来にかかっている。中盤の底で相手のボールを回収する“フィルター”役と、長短のパスを繰り出す攻撃の“始点”役を、高次元で完遂した。ピッチのどこにスペースがあるのか、相手選手の重心はどちらに傾いているのかといったことを瞬時に判断する能力が高い。

6 デニス・スアレス

デニス・スアレス

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:16試合・2得点・2アシスト
6.0点:独特の間合いで勝負するドリブルが武器だが、つっかけてボールをロストするシーンが目立った。一時期、招集メンバーからも外れる時期が続き、移籍が濃厚かと思われたが、シーズン終盤になって徐々に出場機会を得られるようになった。ドリブルを仕掛けるところと、パスをはたくところの見極めが今後の課題か。

8 アンドレス・イニエスタ

アンドレス・イニエスタ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:26試合・1得点・1アシスト
7.5点:全盛期のキレはなくなりつつあるが、ひとたび試合に出場すれば、抜群のテクニックと戦術眼で試合を支配する。相手がボールを奪いにいけない絶妙な距離感を保ちながらのドリブルは、さすがの一言。敵・味方の位置を瞬時に把握し、急所を突くパスを繰り出して数多くの決定機を演出してみせた。

15 パウリーニョ

パウリーニョ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:32試合・8得点・3アシスト
7.0点:シーズン前に多くのファンから獲得を疑問視されていた男は、実力でその評価を覆してみせた。中盤からの飛び出しでゴールを伺ったり、強靭なフィジカルを生かして相手の攻撃を寸断したりと、攻守にわたって大活躍。メッシやスアレスら“南米組”と公私ともに良好な関係を築けていることも、チームへの順応を促進させた。

21 アンドレ・ゴメス

アンドレ・ゴメス

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:16試合・0得点・0アシスト
5.5点:シーズンを通して、本来の実力を発揮することができなかった。チームが4-4-2システムを採用する中で、サイドでプレーすることへの戸惑いは消えず。内気な性格も災いしてか、落ち込んだメンタルを回復させることができなかった。次第にバルベルデからの信頼を失い、出場機会を減らす結果に。

FW

9 ルイス・スアレス

ルイス・スアレス

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:29試合・23得点・9アシスト
8.0点:“稀代のゴールハンター”は、今シーズンも相手にとって危険な存在だった。ネイマールがチームを去ったことで課せられるタスクが増え、シーズン序盤はネットを揺らせずに苦しんだが、徐々にゴールの感覚を取り戻していった。常に相手最終ラインと駆け引きを行い、裏のスペースを狙う動きは秀逸。

10 リオネル・メッシ

リオネル・メッシ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:33試合・32得点・12アシスト
9.0点:30歳となった今も、プレーのクオリティは衰えるどころか凄みを増している。試合中は歩いている時間も多いが、必要な時に、必要な場所に必ず顔を出して、違いを生み出している。驚異的な決定力はもはや説明不要。味方を生かすプレーも非常に多い。バルサにおける彼の影響力は、今シーズンも絶大だった。

11 ウスマン・デンベレ

ウスマン・デンベレ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:14試合・1得点・6アシスト
5.5点:バルサでの1年目は、苦難に満ちていた。負傷でチームを離れる期間が長く、復帰後も思うような活躍はできず。相手陣内に切り込むドリブルが最大の魅力だが、適応が遅れた焦りからか、強引に勝負を仕掛けてボールを失うシーンが散見された。同サイドのセルジ・ロベルトとの関係もいまひとつ。

14 フィリペ・コウチーニョ

フィリペ・コウチーニョ

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:14試合・7得点・7アシスト
7.0点:冬の移籍でリバプールから加入した。左方面で起用された際には、中央に切れ込んで右足でカーブシュートを放つ“お得意”のプレーが見られたが、4-4-2の中盤右サイドでは動きに迷いが生じていた。とはいえ、「魔術師」とも称される高いテクニックをプレーの随所に見せ、クオリティの高さを示した。

17 パコ・アルカセル

パコ・アルカセル

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:14試合・4得点・4アシスト
7.0点:出場機会が限られていたにも関わらず、出番が回ってくれば高い確率でゴールを陥れた。もともとはボックス内で勝負するタイプのFWだが、時にはサイドに流れて味方のスペースを作るなど、献身的なプレーでチームを支えた。もっと多くのチャンスを与えられるべき選手の一人だろう。

22 アレイクス・ビダル

アレイクス・ビダル

[写真]=Getty Images

2017-18シーズン:15試合・1得点・2アシスト
6.0点:シーズン序盤戦では、右ウイングのポジションで起用されることが多かった。サイドバックもこなせるユーティリティ性はあるが、ラインコントロールや対人守備にやや難がある。第17節の『エル・クラシコ』ではチームの3点目を決めて勝利に貢献したが、その後出番は減少した。

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