パリに活躍の場を移すネイマール(中央) [写真]=Manel Montilla - Manel Montilla
バルセロナのブラジル代表FWネイマールは、パリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍することが決まった。違約金は2億2200万ユーロ(約288億円)となっているが、非公式でバルセロナはこの違約金を含めた最終的な契約条件をPSGと交渉したいと考えているという。
理由はPSG、ネイマール、バルセロナの三者にとって有益なものとなり得るからである。ネイマールの違約金にはフランス国税局より税金が課されるため、PSGが用意する総額は3億ユーロ(約390億円)にもなる。
だが、ネイマール個人とではなくバルセロナとPSGのクラブ間での交渉となれば話は違う。違約金の支払いが選手個人のものと見なされることなく、課税を避けることが可能だ。また、違約金の支払いに使われる金銭の出所が複雑であり、国税局がすぐにでも調査することが予想される。だがその莫大な違約金をPSGに立て替えてもらえることはネイマールにとっても魅力だ。
さらに、バルセロナはクラブ間の移籍交渉をする上で条項を加えることも可能である。先にも述べた通り違約金は2億2200万ユーロとなっている。例えば、イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティは難しいだろうが、その代わりにアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア、もしくはドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーといった選手を“トレード”で獲得することも可能だ。
バルセロナはネイマールに「アンチ・マドリード(レアル・マドリード移籍への禁止)」の条項も加えることが可能。ネイマールはまだ25歳であり高い評価も得ている。そのため近い将来、このブラジル人スーパースターがレアル・マドリードに移籍する可能性は何としてもなくしておきたいところ。
レアル・マドリードがディ・マリアをマンチェスター・Uに移籍させた際にも似たような条項「リーガ所属のクラブへの移籍する場合、最大5000万ユーロ(約65億円)をレアル・マドリードへ支払う」が契約に盛り込まれていた。
さまざまな形態が予想される今回の移籍であるが、いずれにしてもPSGがこうしたクラブ間の交渉を望むということが大前提であることは確かだ。
(記事提供:ムンド・デポルティーボ日本語版)
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