脱税を疑われているC・ロナウド [写真]=Europa Press via Getty Images
レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドに浮上した脱税疑惑について、同選手の弁護士がコメントを残している。14日付のスペイン紙『マルカ』が伝えた。
C・ロナウドに対しては5月に脱税疑惑が浮上。その後、2011年から2014年にかけて1470万ユーロ(約18億円)を脱税したとの疑いがかけられ、スペイン検察庁による訴訟の可能性が報じられていた。
この件に関して、同選手の弁護士は「我々は非常に驚いている。彼はこの疑惑を不当だと感じているよ。収入の申告漏れなどあり得ない」とコメント。C・ロナウドにかかる肖像権収入の隠ぺい疑惑をきっぱりと否定した。
また、同氏は「(リオネル)メッシの時とは大きく異なる。彼は何も申告しなかったんだ。C・ロナウドはやるべきことをしっかりと果たした」と語り、有罪判決を受けたメッシの件と比較して無実を主張している。
同選手と同様に脱税を疑われたメッシは、その後スペインの最高裁判所から有罪判決を受け、懲役21カ月が言い渡された。なお、執行猶予により収監は免れている。