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ハメス、マンU移籍で基本合意と母国メディア…CL決勝前に発表も

2017.05.16

レアル退団が有力視されているハメス・ロドリゲス [写真]=Real Madrid via Getty Images

 マンチェスター・U加入の可能性を取り沙汰されているレアル・マドリードのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスだが、移籍はすでに基本合意に達しているようだ。コロンビアのラジオ局『RCN』の報道を引用しつつ、スペイン紙『アス』が16日に伝えている。

 今シーズン限りでのレアル・マドリード退団とマンチェスター・U移籍が有力視されているJ・ロドリゲス。14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第37節セビージャ戦では、途中交代する際に観客に対して応える様子が“別れの挨拶のようだ”と話題になった。同日付のスペイン紙『マルカ』は「ベルナベウに別れを告げた」と報道。本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの最後のプレーになるとの見方を示していた。

 そして今回の報道では、J・ロドリゲスのマンチェスター・U移籍が基本合意に達していると伝えられた。同選手の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏、そしてジョゼ・モウリーニョ監督も合意について共有しているという。

 レアル・マドリードの“10番”がマンチェスター・U移籍を選択することとなれば、今夏の移籍市場におけるビッグディールの一つとなることは間違いない。来週日曜日(21日)に移籍合意が公表される可能性も報じられており、去就に関する報道が盛んに行われることになりそうだ。

 ただ、レアル・マドリードは今シーズンの最終盤に入り、2つのビッグタイトルを見据えた戦いを続けている。リーガ・エスパニョーラ第37節を終えて勝ち点「87」で2位。首位バルセロナと並んでいるが、17日に行われる第21節未消化分のセルタ戦で勝つか引き分ければ、首位に立った状態で21日の最終節マラガ戦を迎えることとなる。また、来月3日には史上初の連覇を懸け、チャンピオンズリーグ(CL)決勝のユヴェントス戦に臨む。

 同紙によれば、レアル・マドリードはCL決勝が終わるまではJ・ロドリゲスの移籍を正式発表したくないと考えている模様だ。タイトルを目指す道のりが佳境を迎えているだけに、周囲が騒がしくなる事態を避けたいと考えているのかもしれない。

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