レアル加入間近とされるヴィニシウス・ジュニオール(左)とT・エルナンデス(右) [写真]=Getty Images
フラメンゴに所属するU-17ブラジル代表MFヴィニシウス・ジュニオールと、アラベスのU-20フランス代表DFテオ・エルナンデスのレアル・マドリード加入が近づいているという。スペイン紙『マルカ』が9日に報じている。
ヴィニシウス・ジュニオールは2000年生まれ。わずか16歳ながら、フラメンゴの一員としてサンパウロ州で行われている20歳以下の全国大会に出場し、得点とアシストを量産するなど大活躍を見せている。プロ契約を結んだばかりで、トップチームでのデビューも間近。「宝石」や「新たなネイマール」と称され、レアル・マドリード以外にも、バルセロナ、チェルシー、リヴァプール、バイエルンからの関心が伝えられていた。
同紙によると、同選手はすでにブラジル国内でメディカルチェックを受け、その結果がレアル・マドリードに送られるという。また、彼の両親がすでにマドリードを訪れているとの報道も。この年齢としては破格の4000万ユーロ(約49億円)の移籍金が発生すると見られているが、仮に移籍が正式に決定しても、来年7月以降の加入になるようだ。
また、アラベスのT・エルナンデスも、8日にメディカルチェックを受けたと報じられている。現在19歳の同選手は今シーズン、アトレティコ・マドリードからアラベスにレンタル移籍で加入。ブレイクを果たし、今シーズンここまでのリーガ・エスパニョーラで31試合に出場し、1得点を決めている。ライバルチームであるアトレティコ・マドリードからの“禁断の移籍”は、27日のバルセロナとアラベスによるコパ・デル・レイ決勝が終わった後に発表される予定だ。
By サッカーキング編集部
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