レアル加入が有力と報じられた16歳のヴィニシウス・ジュニオール [写真]=LatinContent/Getty Images
フラメンゴに所属するU-17ブラジル代表MFヴィニシウス・ジュニオールがレアル・マドリードへ加入する可能性が高まっているようだ。スペイン紙『マルカ』が8日に報じている。
ヴィニシウス・ジュニオールは2000年生まれ。16歳の若さながら、フラメンゴの一員としてサンパウロ州で行われている20歳以下の全国大会に出場し、得点とアシストを量産している。すでにプロ契約を結んでいる同選手については、レアル・マドリードをはじめ、バルセロナやチェルシーなどが熱視線を送っていると報じられていた。今回の報道でも、リヴァプールやバイエルンといった各国のビッグクラブからの関心が伝えられている。
ブラジルメディアから「宝石」や「新たなネイマール」などと称されて期待を寄せられているヴィニシウス・ジュニオール。今回の報道によると、レアル・マドリードが同選手の獲得に近付いているようだ。『マルカ』は、ブラジル代表FWネイマールが同選手を説得してバルセロナ移籍へ向かわせようとしたものの、失敗に終わったと報道。レアル・マドリードは数週間前に同選手の両親を練習場に招待し、状況を注視していると報じられている。
同紙は「正式にサインをするまで、レアル・マドリードは一呼吸を置くことはできない」と、移籍決定までは油断できない状況であると報じつつ、同クラブがプレー面だけでなく、商業面も含めた効果を期待してヴィニシウス・ジュニオールの獲得を以前から望んでいたこと、仮に移籍が決まった場合は、同選手が18歳を迎える来年7月以降の加入になることなどを伝えている。
By サッカーキング編集部
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