(左から)レアルの補強候補に挙がったデ・ヘア、アザール、ムバぺ [写真]=Getty Images
スペイン紙『アス』が、レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督の考える補強候補について27日付で伝えている。
同紙はまずGKと左サイドバックを1人ずつ、そしてMFを2選手獲得すると予想。さらにストライカーの獲得もあるかもしれないとしている。
GKでは、かねてから関心が伝えられているマンチェスター・Uのスペイン代表GKダビド・デ・ヘアの名前が挙がった。コスタリカ代表GKケイロル・ナバスが安定感を欠いており、このポジションの補強は必須と見られている。なお、デ・ヘア獲得に失敗した場合の“プランB”として、チェルシーのベルギー代表GKティボー・クルトワも候補に入った。
守備陣も数人の入れ替わりが予想される。左サイドバックではポルトガル代表DFファビオ・コエントランが退団すると見られ、その穴埋めとして現在アトレティコ・マドリードからアラベスにレンタル移籍中のフランス人DFテオ・エルナンデスが候補に挙げられた。しかしながら、アトレティコ・マドリードの抵抗に遭うのは必至で、獲得は困難を極めそうだ。同紙は今なおレアル・マドリードがこのポジションの選手を探していると伝えている。また、センターバックのポルトガル代表DFペペも退団が予想されるが、ここはフランクフルトにレンタル中のU-21スペイン代表DFヘスス・バジェホの復帰で補うという。
レンタルバックと2選手の獲得が予想されるMF。ジダン監督はスペイン代表MFイスコかコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスのどちらかが退団することは覚悟しているようだ。ここはスペイン代表MFマルコ・アセンシオの存在もあってさほど重要な補強ポイントではない模様。一方、ブラジル代表MFカゼミーロの代役として、アラベスにレンタル中のスペイン人MFマルコス・ジョレンテをベンチに据えることになると同紙は伝えている。また、アタッカーとして、移籍報道の過熱するチェルシーのベルギー代表MFエデン・アザールとモナコのU-21フランス代表MFトマ・ルマルの2選手が獲得候補に挙げられた。
ストライカーについては、スペイン代表FWアルバロ・モラタが移籍を決断した場合にのみ補強が必要になるとしている。出場機会に不満を抱いているとされるモラタが退団した場合には、モナコのフランス代表FWキリアン・ムバぺあるいはマンチェスター・Cのセルヒオ・アグエロの獲得に動くのではないかと予想した。
By サッカーキング編集部
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