バレンシアを4-2で破ったバルセロナ。46年ぶりの珍記録を樹立した [写真]=Getty Images
19日に行われたリーガ・エスパニョーラ第28節で、バルセロナはホームでバレンシアと対戦。4-2で勝利を収めた。同試合で、46年ぶりとなる珍記録が生まれたようだ。同日付けのスペイン紙『アス』が伝えている。
同紙によると、バルセロナは今シーズンのリーガ・エスパニョーラで、開幕から28試合続けて相手にPKを与えず、退場者を1人も出さなかったという。1970-71シーズンにバルセロナとレアル・マドリードが同様の記録を達成して以来、46年ぶりの珍事になるそうだ。
バルセロナがリーガ・エスパニョーラの試合で退場者を出したのは、2015年10月25日に行われた第9節エイバル戦までさかのぼる。同試合では、アルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノがレッドカードを受けていた。以来、リーグ戦では57試合連続で退場者が出ていない。また、2016年2月14日の第24節セルタ戦以来、リーグ戦43試合連続で相手にPKを与えていないという。
なお、1970-71シーズンのバルセロナは、バレンシアやアトレティコ・マドリード、レアル・マドリードとの優勝争いを演じ、勝ち点「43」でリーグ戦全日程を終了。しかし、同勝ち点で並んだバレンシアとの直接対決の結果(1分け1敗)により、優勝を逃すこととなった。
今シーズンはレアル・マドリードとの激しいデッドヒートを繰り広げているが、フェアプレーを続けながらリーガ・エスパニョーラ制覇を成し遂げることはできるだろうか。
(記事/Footmedia)