ベイルの戦列復帰が近づいている [写真]=NurPhoto via Getty Images
ウェールズ代表FWギャレス・ベイルの戦列復帰は、レアル・マドリードにとって最高の“補強”になるようだ。スペイン紙『マルカ』が1日付で伝えている。
レアル・マドリードは、18歳以下の選手の国際移籍に複数のルール違反があったとして、今冬の移籍市場での補強が禁止に。リーガ・エスパニョーラでは1試合の未消化がありながら首位に立っているものの、ベイルをはじめ主力選手にケガ人が続出するなど苦しい台所事情となっていた。
同紙の報道によると、ベイルは今後7日以内にチームのトレーニングに合流するという。昨年11月末に手術に踏み切った際には復帰まで最大で4カ月を要するとも予想されていたが、驚異的な回復力で練習復帰が目前に。クラブとしてはできるだけ早く同選手をファーストチームのチョイスに加えたい意向を持っているが、15日に控えるナポリとのチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦での復帰は「早すぎる」と同紙はしている。18日のリーガ・エスパニョーラ第23節・エスパニョール戦が復帰戦として現実的なようだ。
同紙はベイルの復帰を「ジネディーヌ・ジダン監督にとって、冬の移籍市場における新たなサインだ」と報道。リーガ・エスパニョーラとCLの両タイトルを狙うレアル・マドリードにとって、まさに“補強”と同等の価値があるとした。果たして、ベイルは2冠を目指す同クラブにさらなる勢いをつけることができるだろうか。
By サッカーキング編集部
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