バルセロナDFジョルディ・アルバがレアル・マドリードの国王杯敗退についてコメントした [写真]=Getty Images
バルセロナのスペイン代表DFジョルディ・アルバが、スペインラジオ局『Cadena COPE』のサッカー番組でのインタビューで、宿敵であるレアル・マドリードに対する感情を包み隠さず披露した。
2012年夏にバレンシアからバルセロナへと移籍し、カンテラ(下部組織)時代は成功を収められなかった古巣への念願の復帰を果たした経緯があるJ・アルバは、少年時代から抱き続けているレアル・マドリードへの強烈な対抗心を見せた。
「自分は“クレ”(バルセロナのファン)として、レアル・マドリードが負けることを常に望んでいる。それは、彼らが僕らに対して思っているのと同じだ。そう言わない者は嘘をついているだけだ」
J・アルバはまた、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でセルタの前に準々決勝で敗退したレアル・マドリードの選手が、リーガ・エスパニョーラやチャンピオンズリーグ(CL)の方が重要だと発言したことについて、単なる負け惜しみと切り捨てた。
「敗退が決まった途端、その大会を過小評価するという風潮がある。だが、コパは価値が低いというのは、敗者の言い訳に過ぎない」
レアル・マドリードとは対照的に、準々決勝ではレアル・ソシエダを撃破し、7シーズン連続となる準決勝進出を決めたバルセロナ。準々決勝の結果が出る前にセルタとの決勝での対戦を期待する旨のコメントを残し、レアル・マドリードの敗退を希望していると見なされたルイス・エンリケ監督について、J・アルバは古巣を応援するのは当然との見解を示した。
「エンリケ監督がかつて指揮したセルタとの決勝を望むのはごく自然なことだ。もし僕が同じ事を聞かれたら、『できるならバレンシアに勝ち残っていてほしかった』と答えているよ」