HSVからラス・パルマスへの移籍が決まったハリロヴィッチ [写真]=Bongarts/Getty Images
ラス・パルマスは26日、日本代表DF酒井高徳が所属するハンブルガーSVからクロアチア代表MFアレン・ハリロヴィッチを獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。
La UD Las Palmas acuerda con el Hamburgo la cesión de Halilovic https://t.co/wXPExrAFrO pic.twitter.com/zT3zVMzu6P
— UD Las Palmas (@UDLP_Oficial) January 26, 2017
鹿島アントラーズに所属するMF柴崎岳の獲得が目前と噂されているラス・パルマスだが、その前にライバルとなる可能性が高いハリロヴィッチの加入が決まった。
契約は2017-18シーズン終了までの1年半のレンタル移籍で、買い取りオプション付き。スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』は、レンタル料が150万ユーロ(約1億8000万円)で、買い取りオプションは500万ユーロ(約6億1000万円)だと報じていた。
現在20歳のハリロヴィッチは、2014年夏に母国のディナモ・ザグレブからバルセロナに移籍。だが、トップチームの壁は厚く、スポルティング・ヒホンへのレンタル移籍を経て、昨年夏にハンブルガーSVへ完全移籍していた。しかし、ドイツでは公式戦7試合の出場にとどまり、わずか半年でスペイン復帰となった。
ラス・パルマスは、前日25日にアルゼンチン人FWセルヒオ・アラウホがAEKアテネ(ギリシャ)にレンタル移籍したことを発表。3人までに制限されているEU圏外の外国籍選手枠が空き、噂されている柴崎の移籍が前進したと見られている。