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清武も原口所属のヘルタ移籍を希望か…セビージャとの交渉は難航

2017.01.07

ヘルタ・ベルリンへの移籍が噂されているセビージャMF清武弘嗣 [写真]=Getty Images

 去就に注目が集まるセビージャの日本代表MF清武弘嗣だが、同代表MF原口元気が所属するヘルタ・ベルリンへの移籍に向けてクラブ間で駆け引きが行われているようだ。ドイツ誌『kicker』日本語版が6日に伝えた。

 昨シーズンにハノーファーにてブンデスリーガ2部降格を味わった清武は、夏に650万ユーロ(約8億円)でスペインの強豪セビージャへの移籍を決断。開幕戦でこそ初得点をマークし上々の滑り出しをみせたが、第5節以降はリーグ戦わずかに1試合の出場と、思うような出場機会を得られていない。

 一方でヘルタ・ベルリンは昨夏にも清武の獲得に乗り出していたが、失敗に終わっていた。代わりに獲得したスロヴァキア代表MFオンドレイ・ドゥダも、くるぶしの負傷のためにここまで全休しており、さらに思うような回復がみられなかったことから、12月に再び手術を受けたことが伝えられていた。

 そして今回、同誌の情報によると、清武自身もヘルタ・ベルリンへの移籍に向けて前向きな姿勢を見せているようだ。しかしレンタルでの獲得を目指すヘルタに対して、セビージャ側はあくまで完全移籍での売却を要求。移籍金としては、獲得時の650万ユーロを求めているようだが、ヘルタ側はそれに応じるには厳しい状況だという。

 ヘルタは現在、チャンピオンズリーグ出場圏内である3位につけており、原口はここまでブンデスリーガ16試合中15試合に出場、2アシストをマークしている。

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