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アトレティコ、後半戦の巻き返しへ…シメオネ監督が所属4選手を分析

2016.12.26

シメオネ監督が率いるアトレティコ・マドリード [写真]=Getty Images

 アトレティコ・マドリードの指揮官を務めるディエゴ・シメオネ監督が、所属4選手についてコメントを残した。スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 アトレティコ・マドリードはリーガ・エスパニョーラ第16節終了時点で6位。首位レアル・マドリードとは勝ち点で9ポイント差をつけられウインターブレイクへ突入した。一方、チャンピオンズリーグ(CL)ではバイエルンなどをおさえ、グループステージ首位で決勝トーナメントへ駒を進めている。

 チームを率いるシメオネ監督は、シーズン後半戦を前に所属選手について言及している。同紙によると、指揮官はまずチームの攻撃をけん引するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンについてコメント。「アントワーヌは大きく成長している」と昨シーズンの公式戦で32得点、今シーズンは9得点を記録している同選手の活躍を称え、「彼が練習で競うのを見ると、私は落ち着くよ。もっとも勤勉な選手の一人だ」とトレーニングに真面目に励む姿にも満足している様子を示した。

アトレティコ・マドリードの攻撃の中心であるグリーズマン [写真]=Getty Images

アトレティコ・マドリードの攻撃の中心であるグリーズマン [写真]=Getty Images

 シメオネ監督はさらに、今夏の移籍市場でチームに加わったフランス代表FWケヴィン・ガメイロ、アルゼンチン代表MFニコラス・ガイタン、クロアチア代表DFシメ・ヴルサリコの状況を分析している。ここまでのリーグ戦全試合に出場し、6ゴールをマークしているガメイロに関しては、「日々、我々が望むところに彼は近づいている」と今後への期待を寄せた。

 また、リーグ戦で9試合の出場にとどまっているガイタンについては、「私たちはお互いを助けていく過程にある。ベンフィカ時代の守備の要求よりも、我々の守備の要求が多かったので、それに合わせていかなければならないだろう」とプレー機会増加のために、ディフェンス面での改善を求めた。

今夏チームへ加わったガイタン [写真]=Getty Images

今夏ベンフィカからチームへ加わったガイタン [写真]=Getty Images

 ヴルサリコは加入当初、スペイン代表DFフアンフランの控えに甘んじていたが、CLグループステージ第4節以降、3試合連続でフル出場。リーグ第16節でも90分間プレーし、徐々にチーム内での序列を高めている。シメオネ監督は、「シメは成長しており、私が好む多くの特徴を持っている」と評価し、今後出場機会が増えていくことは「明らかである」と期待を寄せた。

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