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太り過ぎでクビ? ジダンが指導したフィンランド代表FW、レアルを訴える

2016.11.14

現在はAIKソルナでプレーするFWマルカネン [写真]=Ombrello via Getty Images

 レアル・マドリードを率いるジネディーヌ・ジダン監督のかつての教え子がクラブを相手に訴訟を起こしたようだ。13日付のスペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が伝えている。

 レアル・マドリードを訴えたのは、スウェーデンのAIKソルナに所属するフィンランド代表FWエーロ・マルカネン。同選手は2014年の夏、指揮官に就任したばかりのジダン本人の希望により、レアル・マドリード・カスティージャ(Bチーム)に加入し、クラブとは3年契約を結んだ。そして同年9月にはチャンピオンズリーグ(CL)の登録メンバーリストにも入るなど、将来の活躍が期待されていた。

 しかし、ケガの影響もあり、加入初年度はBチームが在籍した3部リーグで10試合2ゴールという成績に終わる。すると、2年目のシーズン開幕直前に事件が起きたという。同紙によれば、練習場にやって来たマルカネンに対して、クラブから突然の解雇が告げられたというのだ。

 当時は「夏のバカンス中に太り過ぎたこと」が契約打ち切りの理由だと報じられ、選手本人も自分の顔を二重あごに加工した画像をSNS上に載せて、クラブの対応を皮肉ったという。しかし結局のところ、解雇の正式な理由についてクラブ側から一切説明がなかったため、マルカネンは訴訟に踏み切ったそうだ。

 なお、報道によると、裁判は今月29日にマドリードで行われる予定だが、その4日後には、バルセロナとレアル・マドリードによる“クラシコ”が開催される。そのため、同紙は「マルカネンはクラシコの週の主役の1人となるだろう」と記事を綴っている。

(記事/Footmedia)

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