アラベス戦でハットトリックを達成したC・ロナウド [写真]=Getty Images
レアル・マドリードに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、新たな偉業を達成した。29日付のスペイン紙『アス』など複数のメディアが伝えている。
レアル・マドリードは29日、リーガ・エスパニョーラ第10節でアラベスと敵地で対戦。C・ロナウドがハットトリックを達成するなど、4-1で逆転勝利を収めて首位をキープした。
同紙によると、C・ロナウドはこれでリーガ・エスパニョーラで対戦した全31クラブを相手からゴールを奪ったことになったという。2009年8月のデポルティーボ戦でリーグ戦初ゴールを決めて以来、7年での快挙となった。
また、C・ロナウド以外の選手で同記録を達成しているのは、レアル・マドリードなどで活躍した元メキシコ代表FWウーゴ・サンチェス氏と元スペイン代表FWルイス・アラゴネス氏。最も多くのクラブから得点を奪っているのは、元スペイン代表FWラウール・ゴンサレス氏で34チームとなっている。
ラウール氏と並ぶ記録を持っている現役選手は、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。現在リーガ・エスパニョーラに在籍しているチームではラス・パルマスからのみゴールを決めることができておらず、今シーズンは同クラブと残り2試合の対戦があるため、記録達成の可能性が残されている。
なお、C・ロナウドはこれでリーガ・エスパニョーラ243試合出場265ゴール。スペイン紙『マルカ』によると、アラベス戦が行われたエスタディオ・デ・メンディソローサは、同選手が得点を挙げた49スタジアム目となったようだ。