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心臓疾患を乗り越えて レアルのL・シウヴァが練習合流、地元紙「体調は完璧」

2016.10.25

昨季はマルセイユでプレーしていたルーカス・シウヴァ [写真]=Getty Images

 今年7月に心臓疾患が判明し、現役引退の危機に瀕していると報じられていたレアル・マドリードのブラジル人MFルーカス・シウヴァがチーム練習に合流したようだ。スペイン紙『マルカ』が23日に報じている。

 同紙は、L・シウヴァが23日のトレーニングからチーム練習に合流したと報道。同選手は先月22日に「勇気を持って、ピッチでのトレーニングに戻ってくることができた。嬉しく思うよ」と自身のインスタグラムに綴り、ピッチでのトレーニング再開を明かしていた。そして約1カ月後、チーム練習への合流を果たした。同紙は「良いトレーニングの成果で、彼の体調は完璧な状態にある」と記している。

 23歳の同選手は今夏の移籍市場でスポルティングへレンタル移籍で加入する見通しとなっていたが、メディカルチェックで心臓疾患が発覚。移籍は不成立となり、現役引退の可能性を報じられた。今月2日付のスペイン紙『アス』は、治療を受けている同選手の状況を「悪夢」と表現し、「復帰の可否については不透明な状況」と伝えていた。

 治療とトレーニングの日々を経て、チーム練習への合流を果たしたL・シウヴァ。今後はコンディションを高めていくこととなる。今冬の移籍市場で他クラブへレンタル移籍をする可能性が高まっていると見られており、同紙は「数クラブが関心を示している」とも報じている。

 L・シウヴァは昨年1月にクルゼイロからレアル・マドリードに移籍。同年2月14日に行われたリーガ・エスパニョーラ第23節のデポルティーボ戦でデビューを果たしたが、同年夏にマルセイユへレンタル移籍で加入した。昨シーズンはリーグ・アン全38試合中22試合に出場。今夏の移籍市場では9クラブが関心を示していると報じられ、スポルティング加入が目前に迫っていた。

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