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公式戦3試合連続ドローのレアル、3試合振りに白星を収めたエイバルを迎え撃つ/リーガプレビュー

2016.10.02

首位のレアルは乾貴士が所属するエイバルをホームに迎える [写真]=Getty Images

 第6節を終えて今シーズン初めて3強が上位3位を占める形となったリーガ・エスパニョーラ。迎えた第7節は、首位R・マドリードは乾貴士が所属するエイバルをホームに迎える。一方、2位バルセロナはセルタと、3位アトレティコ・マドリードはバレンシアと、いずれも出遅れを取り戻している強敵とアウェイで対戦する。

 R・マドリードはこの1週間、ラス・パルマスと対戦したリーガ前節もドルトムントと対戦したCL・グループステージ第2節も、いずれもアウェーで同スコアのドロー(2-2)に終わった。この結果、通算4勝2分としたリーガでは、首位の座は守ったものの、2位バルセロナに1ポイント差、3位A・マドリードら3チームに2ポイント差に迫られた。一方、通算1勝1分としたCLでは、ドルトムントと同率でグループFの首位に並んでいる。公式戦3試合振りにホームで迎える今節は、故障中のMFカゼミーロおよびDFマルセロが引き続き欠場となることもあり、中盤から後方はこれまで同様に一部のポジションでローテーションが採用される見込みとなっている。

 これに対し、ここまで3勝1分2敗で8位のエイバルは、前節はホームでレアル・ソシエダに快勝(2ー0)した。3試合振りの白星を収めて迎えた今節は、トップチームの全選手が起用できる状態にあるが、これまでのアウェイでの試合同様に2トップから1トップに変更して中盤を厚くすると見られている。また、R・マドリード対策としてより守備的な布陣が採用される可能性もある。それゆえ、前々節は3試合振りに先発したものの、前節は再び招集外となったMF乾貴士は、今節も不透明な状況に立たされている。

 日程面以外のあらゆる要素で優位に立つR・マドリードに対し、挑戦者のエイバルがどこまで食い下がれるかが見所となるこの一戦。その一方で、公式戦3試合連続でドローに終わっているR・マドリードでは、その相手がビジャレアル、ラス・パルマス、ドルトムントといずれも黄色を基調とするユニフォームのチームであることが好奇心をもって伝えられている。そして、この流れに乗じたいエイバルが、赤紫色と青色の1stユニフォームではなく黄色の2ndユニフォームをあえて着用するとの噂も流れており、どちらを選択するのかにも注目したい。

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