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移籍金詐欺疑惑で出廷か ネイマールの家族が声明「我々は落ち着いている」

2016.09.27

移籍金詐欺疑惑が持ち上がっているネイマール [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマールの家族が、同選手の移籍金詐欺疑惑に対して反応。「我々は落ち着いている。契約は法的に正しいものだ」という声明を発表した。スペイン紙『マルカ』が26日に報じている。

 報道によると、ネイマールの家族が移籍金詐欺疑惑に反応し、声明を発表。「我々は落ち着いている。全ての契約は法的にも倫理的にも、ルールに沿って行われた。サントスとバルセロナは(契約の)全ての詳細を知っていたはずだ」と、同選手の正当性を主張している。

 ネイマールについては、2013年5月にサントスからバルセロナへ移籍した際、移籍金申告の不正による詐欺を行った疑惑が持ち上がっている。同選手が自身の保有権の40パーセントを所有している投資ファンド「DIS」に対し、実際よりも少ない額を移籍金として申告することによって、同ファンドへの支払額を本来の必要額よりも低く抑えたと今年6月中旬に報じられた。「DIS」は680万ユーロ(約7億7000万円)の支払いを受けたが、実際に受け取るはずの額は990万ユーロ(約11億2000万円)だったと、詐欺による損害を訴えていると伝えられていた。

 今回の声明は、スペイン国立裁判所が本件について、再び開廷する決定をしたことを受けて表明されたもの。ネイマール自身も出廷する可能性があると見られており、『マルカ』は「全ての関係者の頭痛の種となっている」と、移籍金詐欺疑惑を伝えている。

 今年6月中旬の大手メディア『ESPN』によれば、バルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は「クラブの顧問弁護士が状況を注視している」とコメントしている。なお当時の報道では、ネイマールと父親が実刑判決を受けた場合、懲役2年6カ月が科されると伝えられている。

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