ブラボ、T・シュテーゲン、シレッセン(左から)と、開幕3戦それぞれで異なるGKの先発が有力に [写真]=NurPhoto via Getty Images
今夏の移籍市場でバルセロナに移籍加入したオランダ代表GKヤスパー・シレッセンが、10日に行われるリーガ・エスパニョーラ第3節のアラベス戦でデビューを果たす可能性が高まっているようだ。スペイン紙『マルカ』が9日に報じている。
報道によると、9日のトレーニングでドイツ代表GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがハムストリングを負傷。アラベス戦を欠場することが決まった。同選手は全治に10日間ほどを要する見込みで、13日のチャンピオンズリーグ・グループステージ第1節セルティック戦、そして17日のリーガ第4節レガネス戦も欠場する見通しとなった。
8月上旬に左ひざ内側側副じん帯を痛め、同28日のリーガ第2節アスレティック・ビルバオ戦で今シーズン初出場を果たしたテア・シュテーゲンが再び離脱を強いられたことで、新加入のシレッセンがゴールマウスを守ることが有力となったようだ。8月25日にアヤックスからの加入が決まった同選手は、新天地でのデビュー戦に臨むこととなる。
なお『マルカ』は、第3節のスターティングメンバーにシレッセンが名を連ねた場合(あるいはスペイン人GKジョルディ・マシップが起用された場合でも)、開幕3試合それぞれで異なる選手がバルセロナの先発GKを務めることになると報道。第1節ではチリ代表GKクラウディオ・ブラボ(現マンチェスター・C)、第2節はテア・シュテーゲンがゴールマウスを守っている。同紙は「3試合で3人のGK!」と見出しを掲げ、1942-43シーズン以来、バルセロナ史上2回目の出来事になると伝えている。
By サッカーキング編集部
サッカー総合情報サイト