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負傷中のイニエスタ、予定より復帰が遅れるも「ひざの感触は良い」

2016.09.08

8月14日のスーペルコパ・ファーストレグで負傷したイニエスタ [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するスペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、6日の練習後に行われた会見で自身やチームの現況について見解を示した。

 8月14日に行われたスーペルコパ・ファーストレグのセビージャ戦で右ひざを負傷したイニエスタは、当初の予定より復帰が遅れているものの、辛抱強くリハビリを続けていることを説明した。

「今週に入ってボールを使ったメニューを開始したが、まだチームの全体練習には合流していないので、復帰の時期については明言できない。とはいえ、練習の強度を上げている中でもひざの感触は良いので、焦らずに回復に努めることが重要だと思っている」

 イニエスタはまた、自身の穴を埋めているスペイン代表MFデニス・スアレスについて、代役ということは考えずに個性を生かしてプレーして欲しいとの希望を述べた。

「自分の経験からして、ある選手を別の選手の代わりとして比較して見るのは良くないと思う。選手にとって重要なのは、自分らしさを失うことなくチームに合った形で成長し、快適にプレーを続けることだ」

 今シーズンは、フランス代表DFサミュエル・ユムティティ、同DFリュカ・ディニュ、ポルトガル代表MFアンドレ・ゴメス、スペイン代表FWパコ・アルカセルらが加入したうえ、トルコ代表MFアルダ・トゥランが復調するなど、選手層が厚くなったバルセロナ。「クラブ史上最高の戦力では?」と振られたイニエスタは、2シーズン振りの3冠(リーガ・エスパニョーラ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイ)に向けて静かに闘志を燃やした。

「史上最高かどうかは分からないが、すべてのタイトルを狙える陣容であることは間違いないだろう。特に新加入した選手の存在は大きいと思っている。昨シーズン逃したタイトルを奪回して、再びすべてを手にできれば最高だね。そのためにも、チーム全員が一枚岩となって戦うことが求められる」

By WOWOW

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