FOLLOW US

クロースが精巧ミドルで決勝弾 C・ロナら不在のレアル、ホームで競り勝ち2連勝

2016.08.28

決勝ゴールでチームを勝利に導いたレアルMFクロース(中央上)[写真]=Getty Images

 リーガ・エスパニョーラ第2節が27日に行われ、レアル・マドリードセルタが対戦した。

 レアル・マドリードは前節、FWクリスティアーノ・ロナウドやFWカリム・ベンゼマ、GKケイロル・ナバスらが負傷で、MFルカ・モドリッチも持ち越し分の出場停止処分で欠場。だが、MFギャレス・ベイルとMFマルコ・アセンシオのゴールで快勝し、新シーズン白星スタートを切った。ホーム開幕戦の今節は、昇格組レガネスに敗れたセルタと対戦。なお、C・ロナウドやベンゼマらに加え、MFイスコも右足首ねん挫で負傷欠場となった。

 前半は、処分明けのモドリッチを中心にレアルがゴールへ迫る。14分、相手GKセルヒオ・アルバレスのキックミスを、モドリッチが敵陣中央でカット。そのまま右足でミドルシュートを放つが、これはGKアルバレスにセーブされる。

 さらにモドリッチは前節欠場の遅れを取り戻すかのように、積極的にゴールを狙う。29分、ハーフライン付近でパスを受けると、相手選手をかわして一気に持ち上がる。エリア手前右から強烈なミドルシュートを放つが、クロスバーに弾き返された。32分にもベイルの落としからミドルシュートを放つが、これはGKアルバレスの好セーブに阻まれた。前半はこのままスコアレスで折り返す。

 後半に入って56分、エリア手前右でFKを得たレアルは、ベイルが左足で直接狙うと、強烈なシュートはゴール右上隅を捉えるが、GKアルバレスに左手1本で弾き出された。

 試合が動いたのは60分、レアルが待望の先制点を挙げる。エリア内中央でボールを受けたアセンシオがフリーでシュートを放つが、GKアルバレスの好セーブに阻まれる。だが、こぼれ球にいち早く反応したアルバロ・モラタが豪快な左足シュートでゴールネットを揺らした。

モラタ

先制点を挙げたレアルFWモラタ(左)[写真]=Getty Images

 しかし67分、セルタが少ないチャンスを活かし、同点に追いつく。パス交換からエリア手前中央でボールを受けたファビアン・オレジャーナが右足を振り抜くと、シュートはカーブを描いてゴール左隅に突き刺さった。試合は振り出しに戻る。

 攻勢に出るレアルは80分、右サイドのルーカス・バスケスからのクロスに、中央のベイルが頭で合わせるが、シュートはGKアルバレスに阻まれる。すると直後の81分、レアルが勝ち越しに成功する。バスケスが右サイドからグラウンダーの折り返しを供給。エリア手前中央に走り上がったトニ・クロースがダイレクトで右足を振り抜くと、正確なシュートは右ポストをかすめてネットを揺らした。

 試合はこのまま終了。守り切ったレアルが2-1で開幕2連勝を収めた。一方のセルタは善戦したものの、2連敗となった。

 次節、レアル・マドリードは9月10日にホームでオサスナと対戦。セルタは同日にアトレティコ・マドリードをホームに迎える。

【スコア】
レアル・マドリード 2-1 セルタ

【得点者】
1-0 60分 アルバロ・モラタ(レアル)
1-1 67分 ファビアン・オレジャーナ(セルタ
2-1 81分 トニ・クロース(レアル)

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO