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デ・ヘアらが関与と報じられた性的暴行問題の調査終了 すべての嫌疑晴れる

2016.08.24

ユーロ2016に出場したデ・ヘア。大会直前に性的暴行事件への関与が疑われていた [写真]=Getty Images

 今年6月にスペイン代表GKダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)や、スペイン人MFイケル・ムニアイン(アスレティック・ビルバオ)らが関与したと報じられていた性的暴行事件の調査が終了したようだ。スペイン誌『Interviú』が伝えている。

 記事によれば、この事件に関しての訴えはすべて却下されることになり、デ・ヘアやムニアインらに対する嫌疑は晴れた形だ。

 当該の事件はユーロ2016開幕の直前に報じられたもので、2012年に数名の女性が2名のサッカー選手に暴行されたというもの。訴えによれば、それにデ・ヘアらが関与していた可能性が高いという話だった。

 これが有罪であれば暴行に直接関与したムニアインは最大で5年の懲役、斡旋したデ・ヘアには2年から4年の懲役刑が言い渡される可能性があると見られていた。

 しかし、訴えを調査した結果、被害者はポルノ女優や売春婦であり、それらの話を新聞に売り込もうとしていたことも発覚。事件の後にデ・ヘアと友好的なメッセージを交わしていることも不自然であると考えられ、証言の信頼性は疑わしいと判断された。

 これによってデ・ヘアやムニアインが裁判に臨む可能性はなくなり、今後問題に発展する可能性も極めて少なくなった。

 一時はユーロ2016の出場すらも危ぶまれ、ファンからも「起用すべきではない」と言われたデ・ヘア。すべての嫌疑が晴れた今シーズン、更なる活躍に期待がかかる。

(記事提供:Qoly)

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