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五輪で「重圧を受けたはず」 バルサのピケ、ネイマールは「今は休むべき」

2016.08.24

ネイマール(左)を気遣うコメントを残したピケ(右) [写真]=Getty Images

 バルセロナに所属するスペイン代表DFジェラール・ピケが、リオデジャネイロ・オリンピックを戦い抜いたブラジル代表FWネイマールを思いやるコメントを残した。スペイン紙『マルカ』が23日に報じている。

 ネイマールは8月5日から開催されたリオ五輪で、オーバーエイジ選手としてブラジル代表のキャプテンを務めた。グループステージ初戦から決勝までの全6試合にフル出場して4ゴールを記録。同国初の金メダルに大きく貢献した。

 自国開催大会でプレッシャーと受けながら、見事に金メダルを獲得したネイマールについてピケがコメントした。ピケは「彼は(決勝のドイツ戦で)PK(戦)の最後のキッカーを務めて、勝利に導いたね。改めて、最高の選手であることを証明したと思う」と称賛し、以下のように続けた。

「勝たなければならないというプレッシャー、重圧を相当受けたはずだ。そういう状況を乗り越えるのは簡単ではないけど、彼は慣れている。経験があるからね」

 バルセロナは22日、ネイマールのチーム合流時期について発表した。同選手はルイス・エンリケ監督の許可を得て、9月のロシア・ワールドカップ南米予選終了後にチームへ復帰することとなった。

「彼は休暇を与えられたから、この期間でしっかり休んでほしい。今は休むべきだよ。(リオ五輪は)非常に厳しい大会だったのだからね。この後も代表の試合(ワールドカップ南米予選)がある。(バルセロナ合流を9月に延期することは)非常に良い決定だと思う」

 ピケはネイマールの心身両面での疲労を思いやり、今は休息を取るべきと話した。ネイマールはワールドカップ南米予選に臨むブラジル代表に選出され、9月1日にエクアドル代表、6日にコロンビア代表と対戦する予定。スペイン紙『マルカ』によれば、2試合を終えた後、9月8日にバルセロナに合流する見通しとなっている。

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