開幕戦に先発出場した乾だが、得点に絡むことはできず、74分に交代した [写真]=ムツ カワモリ
リーガ・エスパニョーラ第1節が19日に行われ、デポルティーボとMF乾貴士所属のエイバルが対戦した。
昨シーズンは後半戦で失速して15位に終わったデポルティーボが、同様に後半戦で勝ち点を伸ばすことができずに14位に終わったエイバルをホームに迎えた。エイバルは新加入のスペイン人DFアレハンドロ・ガルベスやポルトガル代表FWべべらとともに、乾も先発メンバーに名を連ねた。
試合は0-0のまま迎えた55分、アウェーのエイバルが先制する。左からのCKを、ニアサイドに走り込んだイバン・ラミスがヘディングでゴールに流し込んでネットを揺らした。
しかし69分、デポルティーボは右サイドでFKを獲得すると、ルーカス・ペレスが左足でクロスを供給。ファーサイドで完全にフリーとなったペドロ・モスケラが左足インサイドで合わせ、試合を振り出しに戻した。
追いつかれたエイバルは74分に乾を下げてルベン・ペーニャを投入したが、終盤に差し掛かった87分、デポルティーボが逆転に成功する。左からのクロスをエリア内右で受けたルーカス・ペレスが相手DFに倒されてPKを獲得。これをルーカス・ペレスが自らゴール左に沈めた。
試合はこのまま2-1で終了のホイッスルを迎え、デポルティーボが開幕戦を逆転勝利で飾った。乾は74分までプレーしている。
次節、デポルティーボは26日に敵地でベティスと、エイバルは27日にホームでバレンシアと対戦する。
【得点者】
0-1 55分 イバン・ラミス(エイバル)
1-1 69分 ペドロ・モスケラ(デポルティーボ)
2-1 87分 ルーカス・ペレス(PK)(デポルティーボ)
By サッカーキング編集部
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