アルカセルの売却に関して、バレンシアの会長が否定的な見解を示した [写真]=Getty Images
バレンシアのレイ・フン・チャン会長が、バルセロナへの移籍が噂されるスペイン代表FWパコ・アルカセルに関してコメントした。14日付けのスペイン紙『マルカ』が報じている。
アルカセルに関しては、4人目のストライカーの獲得が難航しているバルセロナが補強候補としてリストアップしているとも報じられており、バレンシアのオーナーを務めるピーター・リム氏とチャン会長がバルセロナに赴き交渉を行ったとも噂されている。
チャン会長は「アルカセルはバレンシアのプレーヤーよ。売りたいとは思っていないし、ファンが何を求めているかもわかっているわ」とコメント。同選手がクラブにとって大事な戦力であることを強調した。
昨シーズンは12位でシーズンを終えるなど低迷したバレンシア。これについては「去年の不甲斐ない成績に関して、お詫びしたい」とファンへ謝罪。その上で「市場が閉まる8月末まで、チームを強化できるようにハードワークを続けていきます」と宣言した。
バレンシアは、売却を完全に否定したわけではないが、会長自らがアルカセルを簡単に放出するつもりがないことを示した。バルセロナの第4FW探しは、まだまだ終わらなそうだ。
By サッカーキング編集部
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