生ハムがプリントされたギフエロのアウェーユニフォーム(ギフエロ公式HPのキャプチャ)
一昨年は「ブロッコリー」、昨年も「ビール」に「タコ足」、さらには「タキシード」など強烈なユニフォームを次々と世に送り出しているスペインのクラブ。「タキシード」に至っては今年、エキシビジョンマッチでの使用という形であったがV・ファーレン長崎が“輸入”してしまいこちらも大きな話題となった。
そして、ユニフォーム界の魔境として恐れられる彼の地から、再び大物が登場したようだ。
サラマンカ近郊の街ギフエロをホームとするCDギフエロ。1974年創設のクラブは2006-07シーズンから3部のセグンダBに定着しているのだが、そんな彼らが15-16シーズンの新アウェーユニフォームとして12日に発表したのがこれだ。
不思議な柄の赤い? ユニフォーム。これは何かといえば、生ハム! 生ハムである。繰り返す、あの生ハムなのだ。
ギフエロの街は実は生ハムの生産で有名。当然クラブのスポンサーにも名を連ねており、クラブ側が地元の名産品をPRしようという配慮を見せた結果、このような愉快なユニフォームが誕生してしまった。
しかも恐ろしいことにこれはプレシーズン限定などではなく、「Camisetas C.D. Guijuelo Temporada 2015/2016」、つまり今季の通常のアウェーユニフォームとして使用される。なんとパンツも生ハム柄である。
サプライヤーは地元スペインのDaen Sport。ちなみに、ホームユニフォームはクラブカラーである緑だ。
それにしても強烈な“生ハム柄”ユニフォーム。果たして日本に輸入するショップは現れるのだろうか…。
(記事提供:Qoly)