2013.06.29

スペイン代表指揮官、イタリア戦でサプライズ起用

デル・ボスケ
ハビ・マルティネスをFWとして起用したデル・ボスケ監督 [写真]=FIFA via Getty Images

 27日に行われたコンフェデレーションズカップ準決勝、スペイン代表のビセンテ・デル・ボスケ監督が、誰しもの意表を突くサプライズを披露した。

 イタリア代表に苦しめられたこの試合、デル・ボスケ監督は後半に入り、53分にはMFダビド・シルバに代えてMFヘスス・ナバス、79分にはFWペドロ・ロドリゲスに代えてFWフアン・マタを送り込み、前線の活性化を図った。ところが、両チーム無得点のまま90分を戦い終えて迎えた延長4分、最後の交代枠で勝負に出たデル・ボスケ監督がFWフェルナンド・トーレスを下げて代わりに起用したのは、FWダビド・ビジャやFWロベルト・ソルダードではなく、MFハビ・マルティネスだった。さらに驚くことに、ハビ・マルティネスはそのままセンターフォワードの位置に入り、ヘスス・ナバスおよびマタとスリートップを形成。結局、延長戦ではイタリア代表を圧倒したスペイン代表は、ゴールこそ奪えなかったものの、PK戦を7-6で制して死闘に決着を付けた。

 この結果、ブラジル代表が待つ決勝に駒を進めたスペイン代表。デル・ボスケ監督は試合後の会見で、ハビ・マルティネスの“9番”での起用について次のように説明した。

「ハビ・マルティネスの寛大さと献身さは際立っていた。我々はフィジカルの強い選手を必要としていた。また、高さで負ける訳にはいかなかった。彼はチームに新鮮な活力を与えてくれた」

「我々は空中戦で苦しみ続けていたので、あれ以上高さで負ける訳にはいかなかった。それゆえ、ゴールゲッターよりもフィジカルの強い選手を必要としていた。そういった意味で、自陣のペナルティエリアから敵陣のペナルティエリアまで、あらゆるポジションで強さを見せられるハビ・マルティネスは、あの場面で最適な選手だと考えた。事実、彼はチームに新鮮な活力を与えてくれた」

 また、マタは試合後のインタビューで、ハビ・マルティネス投入の意図が、高さ対策だけでなく前線の起点作りにもあったことをつけ加えている。

「トーレスは体に少し違和感を抱えていたので、デル・ボスケ監督はハビを投入し、その両脇にナバスと僕を加えた形でカウンターを狙いにいった」

 一方、予想外の形で話題となったハビ・マルティネスは、自身のツイッターではFWでの起用については触れることなく喜びを爆発させている。

「また新たな決勝へ! 僕達は苦しんだが成果を収めることができた。このチームに限界はない。次はブラジル戦だ!」

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