2013.06.11

1部復帰のビジャレアル主将セナ「2部で引退するつもりはなかった」

 2005‐06シーズンはチャンピオンズリーグで準決勝に進出するなど、2000年代はヨーロッパの常連となったビジャレアル。昨シーズンは最終節でよもやの2部降格を味わったが、わずか1シーズンでの1部復帰を果たした。

 8日に行われた2部最終節、2位ビジャレアルは勝ち点で並ぶ3位アルメリアをホームに迎えての大一番に1‐0で勝利。自動的に1部昇格が決定する2位の座を死守し、トップ・ディビジョンへの返り咲きを決めた。

 今シーズン、序盤こそ2位に着けながら徐々にリズムが狂い始めたビジャレアルは、前半戦最後の第21節で7位に転落すると、フリオ・ベラスケス前監督からマルセリーノ・ガルシア・トラル監督への指揮官交代に着手。レクレアティーボおよびレアル・サラゴサでの実績から“昇格請負人”とも呼ばれるマルセリーノ監督に率いられたチームは、後半戦で13勝6分2敗という素晴らしい成績を残し、シーズンの目標を見事に達成した。

 昨シーズンの悪夢を振り払う最終節での昇格決定に誰よりも強い思いを巡らせているのが、主将として長年チームを引っ張ってきた元スペイン代表MFマルコス・セナだろう。後半ロスタイムに交代でピッチを後にする際にはサポーターからスタンディング・オベーションを受け、終了後にはチームメイトから胴上げされたセナは、試合後のインタビューで感情を爆発させた。

「これはとてつもなく大きな偉業だ。目標を達成することができ、クラブをサポートする誰もが喜びに満ち溢れている。個人的にも『2部で引退するつもりはない』と言ってきたが、夢が実現したよ」

 なお、2部優勝を果たしたエルチェとビジャレアルに続く1部昇格を賭けた残り1枠は、3位から6位の4チームによりホーム&アウェーで行われるトーナメント方式のプレーオフで決定。プレーオフ準決勝では、3位のアルメリアが6位ラス・パルマスと、4位ジローナが5位アルコルコンとそれぞれ対戦する。

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